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山の難易度を計算する仕組みを作った話

私の友人が運営している山に関する資格を発行する団体に対して、これから登ろうとしている山がどのぐらい大変か(難易度)を計算するシステムを作った話です。

難易度を知る理由はレベルを把握するため!

色々な人を山に連れて行く際には、行く人全員のレベルを把握し、現在の位置や現在時刻、天気等様々なことを考慮していろんな判断をします。最初に決めた行程通りに行けるのか、諦めて近道するのか、はたまた来た道を戻るのか。一番大切なのは、怪我をしたり、体力が尽きたりし、山に取り残されるのを防ぐことです。つまり、命の危険がないようにすることです。そのためには、誰がどんな難易度の山を登ったことがあるのかというのを把握し、その情報も加味して様々な判断をする必要があります。

では、自身が登った山の難易度はどのようにして決まるのでしょうか。

山の難易度はルートによってきまる!

そもそも山登りをしていて、次にどこの山を登ろうか!というのをどうやって決めていますか?おそらく、登りたい山を名前で検索しているのではないでしょうか。昔、私はそのように次に登る山を決めておりました。

山に登ると言っても実は登山口は複数あり、どの登山口から入り、どの登山口に出るのか!によっては距離などが異なります。例えば、富士山には、初心者が良く行く登りやすい吉田ルートと距離が最長の御殿場ルートというのがあります。平均の所要時間も上りで7時間と10時間でかなり差があります。

難易度を決める沢山の要素たち

山に登るルートによっては、道が整備されている度合い、水場の有無、距離、累積標高差、鎖場の有無等によって異なります。他にも要素があるのですが、それは企業秘密でお願いします!笑

さて、このような沢山の要素を使って山のプロである私の友人が計算式を考えました。これまでの経験を元に、この質問がこの値なら、これをこのぐらいの割合の難易度だ!という計算式です!

それを元に点数を出して、5段階で難易度を決めております。

システムではどうなるのか

このシステムの流れは以下のとおりです。

  1. 登りたい山、登山ルートを決める

  2. 計算式に必要な情報を集める

  3. 必要な情報を入力する

  4. 計算結果を確認する

以上4ステップです!

これらを実現するWebのアプリケーションをつくりました。

計算式に必要な要素を入力
計算結果を天気によって表示の例

このシステムの応用

現在もこのシステムは使える状況です!今は必要な情報を打ち込んでいます。自分の登った山がどのぐらいの難易度かを計算できるだけでなく、将来的には、計算結果が溜まっていけば、

◯同じ難易度の山や登山ルートを探す!
◯徐々に難易度を上げながらトレーニングを行う計画を立てる!

等、色々なことができるのではと思っております。

最後に

このぐらいのシステムは話をもらってから、ざっくり2週間以内にはリリースできると思います。見た目にこだわらなければもう少し早くできるのかなと思います。趣味で作る場合は時間がどれぐらい取れるかですが・・・笑  


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