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国家資格キャリアコンサルタントの養成講習って・・・その5

今までの、このnote投稿でありがたいことにコメいただいたので、ジェラッドさんのマイノートをさらしてみたいと思います(笑)。

【ジェラット(Harry B.Gellat)】の理論(意思決定理論)
 ◆連続的意思決定プロセス(客観的・合理的な意思決定の理論ともいう)
・キャリアに関する意思決定のプロセスを表現したもの。
・人のキャリアに関する意思決定は最終決定と探索的決定の2つに分類できるとした。
・意思決定を成立させる基本要件として、「すべての決定には決定を行う個人が存在していること」「情報に基づく2つ以上の選択肢の中から選択して行動しなければならないこと」の2つを挙げた。
・よりよい最終的決定をするためには、
①予測システム ⇒ ②評価(価値)システム ⇒ ③決定システム
の3つの意思決定システムを何度も繰り返しながら意思決定をすることが好ましいとした。
 
①予測システム
 ⇒自分の客観的な評価と選択肢がマッチするかどうかを予測
②評価(価値)システム
 ⇒予測された結果がどの程度望ましいかを評価
③決定システム
 ⇒目的や目標に照らして評価し、その基準に合致したものを決定

※意思決定プロセスについての重要点
・「すべての選択肢に気づくこと」
・「十分な情報を得ること」
・「情報の関連性と信頼性を検討すること」
・「価値システムからそれぞれの結果を評価すること」
 
◆積極的不確実性
・連続的意思決定プロセスに、後から「どんな未来が訪れるか確率で予測することは不可能と判断し、主観的、直感的な視点(右脳的な視点)」を追加したもの。
・「左脳だけでなく右脳を使った意思決定をすべき、ありのままを受け入れるべき」とも言われる。
・連続的意思決定プロセスを否定しているわけではなく、それに加えて直感的な予測も加味すべき、と修正したもの。
 
【積極的不確実性の概念の3つの原則】
①情報
⇒情報は想像力をもって扱う。しかし情報を想像しないこと。
②意思決定
⇒何を求め、何を信じているか理解する、しかし確信しすぎないこと。
③選択
⇒合理的に選択する。ただしそれが通用しない場合には手放すこと。
 
※意思決定理論は、ジェラットの他にヒルトン、ティードマンも提唱している。

これだけです、拾ったのは(笑)。ワード1枚分ちょっとくらいです。

でもこれだけでも、国家試験問題(4問1択)を簡単に作れます。

【例】
ジェラット(Gelatt,H.B.)の意思決定理論において、「意思決定プロセス」の重要点について不適切なものはどれか。
A.予測システムからそれぞれの結果を評価すること
B.すべての選択肢に気づくこと
C.十分な情報を得ること
D.情報の関連性と信頼性を検討すること

こんな感じです。これで上記の主だった部分を網羅するように問題文化すると、だいたい3~4問作れます。

さて、こんな感じで作ったものをどうやって実際に解くか?ですが、サラリーマンなので週末を除けば、まとまった時間を試験勉強に充てることは難しい。でもまあ、通勤時間の乗車タイムや夕食後の時間なら40~50分程度なら何とかなる。

そんな生活サイクルの中で、いちいち印刷したノートや、アンダーラインを引いた蛍光ペンや、懐かしい真っ赤な透明下敷き(蛍光ペン引いた部分が隠れるやつw)なんで持ちだしてやるわけにもいきません(笑)

ノートがすべてエクセルベースでコピペしていたこともあり、これでWeb上で問題を表示できれば、通勤途中スマホでできるよね?って思って探したところ、無料で公開されているクイズ作成ツールのサイトを発見しました!

そこで、問題文を作成ツールで公開されているエクセルフォームに移動し、Web上で読み込ませてみると、こんな感じになります。これでスマホで移動時間や休憩中に片手間に問題を解くことができるようになりました。





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