国家資格キャリアコンサルタントの養成講習って・・・その3
気づいたこととは・・・・
キャリアコンサルタント国家試験では、厚労省から試験の科目概要があらかじめ明示されています。
【厚労省HPから引用】
試験科目は次のとおりです。
職業能力開発促進法その他関係法令に関する科目
キャリアコンサルティングの理論に関する科目
キャリアコンサルティングの実務に関する科目
キャリアコンサルティングの社会的意義に関する科目
キャリアコンサルタントの倫理と行動に関する科目
なので、上記各科目の問題が頻出する法令や統計資料が過去問から分かっていますし、厚労省HPや法令検索サイトから入手もできます。例として、
令和〇年度 能力開発基本調査 調査結果の概要
職業能力開発促進法
令和〇年度 労働経済の分析
令和〇年度 男女共同参画白書
第〇次 職業能力開発基本計画 概要
労災保険法
労働安全衛生法
令和5年版自殺対策白書(概要)
などなどです。当然、全体は膨大な量なので眩暈がしますが、過去問を解きながら上記資料で確認すると、過去問では問題文が資料の文章丸写し、なんて問題も何個もあります。
そこから発想すると、、、、
資料で出やすい部分から、自分で問題を作ることができるんじゃね?
過去問で情報がもう古いもの(例えば令和元年資料から出題された問題文を令和5年版資料の数値に書き換えるなど)で問題文を最新版に改変できるんじゃね?
ってことに気づきました。
過去問の学科は、キャリ協のHPに3回分しかありません。1回の問題数は50問なので、150問しかなく、またその中にはもう数値が古くてそのまま覚えると逆に間違ってしまう問題も含まれています。
ということで、養成講座が終了し、実際の国家試験まで約4か月もあったので、意欲が萎えないように自作の問題文を頻出する法令や統計資料から作成する作業を始めてみなした。
最初はちょっと苦労しましたが、資料の条文や概要結果を見ながら「どこを問題文にしやすいか?」って目線で見始めたときから、視界が開けてくるようになりました。
次に、「キャリアコンサルティングの理論に関する科目」をどのように対応すればいいのか?を考える時期になりました。
続きは次回で・・・・