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国家資格キャリアコンサルタントの勉強経験-その2

さて、論述問題の勉強方法です。

もともと、有料のキャリコン勉強サイトで学習するつもりはなかったので、書き方についてはyoutubeやネット情報にたくさん公開されていますから、まずはそういうサイトに目を通し、どんな書き方だといいのか、の全体イメージを把握するところから始めました。

要は公開されている国家試験過去問の模範解答(サイトは模範ではないって言ってますが)を見て、問題文からどの点を回答文章の中にピックアップしているかを分析してた時期です。

仕事終わりの夜にやってたので、1日1時間を超えないようなボリューム感でやっていました。作業はまあだいたい2週間くらいかなあ・・・10日間くらいかなあ・・・程度でした。

そうすると、
設問1は

①相談者(簡単な属性付き)
②なぜどのような事情や経緯で
③どんな状況になって
④どうしたい(わからない)

をベースに箇条書きで内容を表現し、その中に相談者の「感情」、「その感情の元になっている事柄」「その感情が影響した行動」を加えて、事例記録全体の「大きなあらまし」として要約する。要約の中に上記のキーワードをどれだけ盛り込めるかがポイント。キャリコンの発言は入れないこと。

って感じが概ねサイトの模範解答には見られることが分かりました。

【例】(なんかの問題文があって、それの回答として)

相談者は印刷会社勤務15年目。新しい事業拠点へ営業職として転勤の打診を受けた。今まで品質管理業務をやりがいと誇りをもってやっており、また親の体調もあり転勤したくない。いっそ転職したほうがいいのか悩んでいる。

102文字なのでまあだいたい狙ったボリューム感ですね(笑)

上の①~④に当てはめてみると、
①相談者は印刷会社勤務15年目。
②新しい事業拠点へ営業職として転勤の打診を受けた。
③今まで品質管理業務をやりがいと誇りをもってやっており、また親の体調もあり転勤したくない。
④転職したほうがいいのか悩んでいる。

となります。回答文のなかに織り込んだ「感情」は
・やりがいと誇り
・転勤したくない
・悩んでいる
ですね。問題文全体を網羅的にまとめ、それを箇条書き形式で簡単にまとめるという流れでしょうか。

ではまた次回、「説問2編」で(笑)

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