視点を変える、視野を広くもつ
今朝、外で瞑想をしていたとき、気が付いたんですが、自分の家からでもみえるところを変えると景色が違いますね。
当たり前なんですけど、いままで気付かなかったことに驚きました。
みる位置を変えるだけで見え方が異なる。
同じことは人付き合いでもいえますね。
「相手の立場になってものを考える」
ということが大切だとよく言われます。
もちろん、私も心がけてはいるつもりです。
ですが、本当に出来ているのかな?
と少々反省しました。
そもそも、なぜ、私は自宅でこうしたことに気が付かなかったんでしょうか?
多分、視野が狭くなっていたのだろうと思います。
視野、つまり自分の考え方、心の在り方を広く持つ。
これは気を付けてないとドンドン狭くなります。
なぜなら、人間は知恵、経験を身につければ、それを使いたくなり、自分の考え方に固執するようになるから。
「学者になる学問は容易なるも、無学になる学問は困難なり。」
勝海舟
視野を広くもつことが意外に難しいことを教えてくれます。勝海舟は自身の生き方として、実務家志向を貫きました。
学問をし過ぎる、学問の考え方に固執することについても強く戒めていました。
もちろん。時代は異なります。
今は科学的に実証できることも多くなり、学問の成り立ちも当時とは異なります。
ですが、自分の知っていること、わかっていること、経験していることの中だけで判断することは、何か事を成す際に障害になることもある。
そのためには自分の視野を広く持つ。違った視点で物事を見てみる。
その事を心がけたいと思います。
瞑想して28日目
外での瞑想は少々寒かったです。早めに切り上げて中で仕切り直しました。