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『究めてみないか?!』~おせっかいラボ ワダケン自己紹介note~
はじめまして。
学びの楽しさを知る人を増やしたい
和田健(ワダタケシ)です。
この4月に公立学校の教員を退職し、神戸・新長田にあるはっぴーの家という介護施設にいます。
多世代型介護付きシェアハウス はっぴーの家 ろっけんhttps://helpmanjapan.com/article/8161
僕は、この介護施設を多世代型の学校にしたい!!と思っている。
noteを書くわけ
先日、この会社の公開面接を受けました。
①自己紹介 ②新規事業提案
参加していただいたみなさん、ありがとうございました。
はっぴーの家ろっけん公開面接&事業説明会
https://www.facebook.com/events/326520588456812
ワダケンの欲張りで詰め込みすぎな性格がモロにでて、
ワダケンのパーソナルな部分、新規教育事業のことをうまく伝えられなかったと反省。
それでも、チャットなどで温かいメッセージをたくさんもらって素直に嬉しかった。
この喜びをパワーに変えて、ファンのみなさん、地域のみなさんと一緒に「おせっかい文化」を創っていきたい。
何をやるかって事はもちろん大切だけれども、
誰がやるのかということもとても大切だなと感じていて。
おせっかい研究員ワダケンって何者やねん。
ってことをお伝えするために、noteを書く。
今の心境
いよいよ、来週から「おせっかいラボ」の第1弾の企画がスタート!!
いよいよ動き出すってワクワクと
どんな人に出会えるかなってワクワクと
学んでいくと考え方や生き方がどうなっていくんだろうってワクワクと
ワクワクが大渋滞している。
明日には、第2弾チケットが販売されるらしい。
新しい仲間が増えると思うと、ワクワク。
それでは、自己紹介
おせっかい研究員ワダケンこと、ワダタケシ!
ワダケンのはっぴーな暮らしとは、『おもろいに正直に生きたい』
そのプロセスでの学び。これが大好物。
だって、学ぶって楽しいもん。
暮らしの中で、学びの種をいつも探している。
本かもしれない。
子どものつぶやきかもしれない。
新しい人との出会いかもしれない。
学ぶの種を拾い集める人生はなかなか楽しい。
そう考えると、はっぴーの家は、学びの種が盛りだくさん。
だから、はっぴーのこと好きなんだ。
ぷち人生遍歴
1989年(平成元年)1月9日 兵庫県明石市生まれ
昭和64年1月1日が予定日だったにも関わらず、母親のお腹の中で粘り、平成になってから誕生。
3歳児検診のとき、なにもしゃべれなかったらしい。
保育士であった母親は病院の先生に、「お子さんに話しかけてますか?」と言われて、いらっとしたらしい。
おかんには、幼少期にしゃべらなかった分、大人になってからよくしゃべるのでは?と言われている。
中学ぐらいのときに、両親が離婚し、父親が出ていった。
大人になって中学時代の友人に教えてもらったが、いじめられていたらしい。そういや、教室の隅っこにある掃除箱に入れられて、扉の面を地面に向けられてでれなくなったことがあったな。
中学の同級生が一人もいないという理由で神戸の高校へ進学。
入学後すぐの試験で、学年下から3番目。進学先を間違えたと後悔しかけたが、卒業時に見返すことを心に誓って猛勉強。勉強の楽しさをここで知った。また、お昼ご飯を1人で食べる悲しみから、はじめましての人に自分から話しかけることができるようになった。
大学は教育だけでなく総合的に学びたいってことで広島へ。勉強ってやればできると勘違いしていたワダケンの頭をうってくれたのは同級生。やつらがかしこすぎて、せこく勝ちぬける道を探すしかなかった。研究・サッカーコーチ・バイトと充実した時間を過ごす。
忙しすぎたあまり、彼女と会う時間を決めていて、デート時間終了のアラームを鳴らしたら、5年の恋の終了の鐘になった。
大学院でも研究をつづけたのち、修了。
兵庫県に戻り、24歳の公立中学校の理科教員として勤務しはじめる。25歳で結婚。
学校でも日々、いろんな事件が起きていたが、プライベートでも事件が起こり、スピード離婚。貯金ゼロ。
(詳細は長くなるので割愛。)
今年の春に中学校教員を退職。
究めてみないか。
ワダケンが教師として伝えたかったことはたった一つ。
『学ぶって楽しい』
特に、理科の授業にはこだわっていた。
学びを楽しみつつ、暮らしを豊かにするための資質能力を育むにはどんな理科授業をしたらいいのか?
大学院での研究と現場での実践を繰り返す日々。
これがめちゃくちゃ楽しかった。
(研究より、実践が楽しすぎて、大学院退学したけれども)
理科授業をする上で大切にしていたことは1つ。
生徒が50分間をおもろいと思ってもらえるかどうか。
ってことで、ほぼすべての授業は実験。
バレンタインデーにはイノシシの臓器当てクイズをした。
新鮮な肺は水に入れたら、浮く。(水死じゃなければね)
これに気づいた生徒の興奮と制服に染みついた獣臭。
女子生徒から最も嫌われた日となった。
教員生活で最も印象的だったエピソード。
中三の担任をしていた時の話。
受験の1週間前の寒い日。
ある女子生徒が泣きながら、中学校にやってきた。
高校受験を直前控えた彼女は学校にやってきて、
「受験を辞める」と言いだした。
そのことを両親に伝えたら、
「不合格になるのが嫌なんやろ。逃げるな!」と怒られ、
家を飛び出して学校にやってきた様子。
ワダケンは両親の気持ちがものすごくよくわかったものの、女子生徒の話を聞くことに。
ワダケンは彼女に
「なんで受験辞めるん?」と聞くと、彼女はこう答えた。
「私には夢がある。20歳の時にアメリカでダンサーの先生として活躍すると言う夢がある。その夢を叶えるためには、これから3年間という時間を高校生活に使うわけにいかない。そんな時間がない。」
彼女は続けた。
「親にお金を借りるつもりはない。留学に必要な資金を調べたし、その資金を調達するためにバイトもする。留学資金を貯めるためには1年間以上バイトする必要があり、アメリカへ出発するのは1年半後。」
ワダケンは、彼女の話を聞いて、少し立ち止まった。
「俺は、先生なのか?ワダケンなのか?」
「彼女の相談相手は、先生なのか?ワダケンなのか?」
彼女と話しながら、そんな問いが頭の中をぐるぐるしたのも一瞬。
この問いの解はすぐにでた。
先生としてではなく、一人の人として、ワダケンとして、彼女の前にいた。
そこで、彼女と一緒に両親に納得させるためのプレゼン作成。
その結果、彼女は両親を納得させ、受験せず。
この秋、いよいよアメリカに向けて飛び立つようだ。
さいごに
ワダケンが彼女のエピソードを通じて伝えたいことは
「子どもだから、大人だからという枠を捨て、一人の人としてリスペクトすることの大切さ」
これは、高齢者であっても、障害者であっても変わらない。
一人一人の暮らし方や考え方が尊重されるべきである。