飲みに行くと思い出すこと。

今日はちょっと関係がシンプルでない(複雑でもないんだが・・・)お客と飲みに行ったのです。
シンプルな関係でないというのは、もとはワタシのクライアントであった人だったからである。
この度、独立することになったので今後のことも含め、盃を交わすという会でした。

コロナが世に出てから、大幅に減った会食。お客さんとの面会。不要な会議。
いろいろな引き算の中に一緒に引き込まれてしまった飲み会という文化。
パワハラ寸前の無駄な慣習は確かにあった。
けれど、その無駄の中にわずかな光明を見出し、活路を切り開く。というサバイブもあったということ。明日には忘れてしまうかもしれない熱い話や共感。
バーテンダーを巻き込む世界最小の多数決。
タスク以外の熱量が以前はあったということ。

そして、クライアントから同志に代わる突然の乾杯のようなうなずき。
不要な会議は確かにあるが、関係は無駄話からの方が深まる気がする。

そんな夜が以前は確かにあったんだなぁ・・・とふと感じる大寒の帰り道。

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