ひよっこ、社史を作る。〜リサーチ篇〜
こんにちは!ひよっこ社員の酒うさぎです。同じチームの先輩に漫画好きが多くて幸せです。
さて、前回は自己紹介だけでしたが、今回からは私の初仕事!「社史制作」についてお話します!
今週から配属先での研修が始まり、ドッキドキの私に言い渡された使命…それは、『会社の社史を作ること』でした。
社史と聞いて、会社の歴史のことやろうなあ、くらいは分かりますが、作るとなるともーっと具体的な情報が必要になります。ということで、まずは情報収集!リサーチから始めました。
今回は「社史とはなんぞや」が、少しわかるかな〜?位の内容をご紹介します!
社史のリサーチで大いに役立ったのがこちらのサイト!
その名はズバリ、『社史の教科書』!!!
こんなサイトあるんか!?あるんです。
掲載内容は教科書という名に恥じぬ、非常に分かりやすいものでした。
その中で、私が「ほう…なるほどな」と思った情報をまとめさせて頂きます。
社史は使われる、読まれる戦略的社史の時代
現在の社史は、かつて、ただ記録するだけの存在だった社史と違い、どんどん使い、読まれ、戦略的に活かされる存在だそうです。
こういった社史を作るためには、まず発行目的と読者をはっきりさせることが重要になります。以下はサイトにあった具体例です。
発行目的と読者をはっきりさせる、とは
例)発行目的:リクルーティング『採用活動で活用したい』
主な読者:学生やビジネスパーソン『自社のことをもっと深く知ってもらいたい』
なるほど、社史を作ることで得たい結果や効果、またその対象者を明確にすることで、骨組みのしっかりした社史を作ることができるんですね。漫画や小説を考える工程に似てるな〜!
また、サイトには社史を作る主な理由が挙げられていました。
社史を作る5つの主な理由
①過去を学び、未来に活かすため
②会社と仕事を好きになってもらうため
③組織の一体感を高めるため
④関係者との絆を深めるため
⑤企業のPR活動のため
ほほーう。
この5つの理由のどれか(あるいは全部)を軸にして、社史の発行目的・テーマを練っていけば、自ずと地盤のしっかりした社史ができそう、ですね!
さて、ここまで社史を作る準備に必要な情報を書きましたが、次は面白い媒体に落とし込んだ社史についてご紹介します!4社の面白い社史が見つかりましたよ〜。
【他社の面白い社史】
①某IT企業
媒体:本
特徴:失敗もあえて記録した
②某インスタントラーメン企業
媒体:本?
特徴:看板商品であるインスタントラーメンの袋を模したパッケージに入っている
③某ミラー製作会社
媒体:本
特徴:社史を小説化し、実在の人物を物語の登場人物としてキャラクター化
④某凸版印刷会社
媒体:紙
特徴:5mの巻物になっている
岡山の島出身芸人のツッコミ「クセが凄いんじゃあ!」が頭を過ぎりますね。みんな個性がバチバチに光っています!
それでは、面白いと思った理由について解説していきます。
①の社史は、失敗談を入れることで、一種の物語性を感じますし、「こんな経験があったから今こんな風に経営してるんや〜」など、当時を知らない社員や外部の人にも会社を身近に感じてもらえそうです。③の、社史を小説化するというのも考え方としては似ていますね!
②と④は、見た目に特徴があります。インパクトが凄い!!ゴーリストなら、『ふろぐん』という可愛いカエルの看板キャラがいるので、カエル型社史とか面白いかも〜(言うだけタダ)
あ、LINEスタンプあるんで良かったら…(^^)
他にも、最近はweb公開や漫画、映像など面白い社史を作る会社は多いようです。社史漫画制作専門の会社もありました!
さ〜て、話すことが無くなりました!
まだまだ社史の上澄み程度しかわかっていませんが…でもほら、社史ってここを考えなきゃいけなくて、こんな情報が必要で、など今後必要になるものがなんなのか、わかった気がしませんか?…ですよね!(エア会話)
引き続き社史リサーチを続けつつ、創業関係者の方々へのインタビューも行なっていきます!次はインタビュー篇とかかなあ…。
以上、『社史作り~リサーチ篇~』でしたー!