イン・トゥー・ザ・ワイルドI
さて、突然ですが、漁に出ます。ラフケンシェというチリ先住民の血を引く漁師の仕事を見させてもらう。ぼくが取材している、サーモン養殖とも関係が深い、チロエ島の漁師。どんな生活なんだろうと、半分ビビりながらも興奮している。
なんてったって2週間、船上生活するなんて初めてのこと。一応、酔い止めは買った。寝袋持参とのことだが、ぼくはどこで寝るんだろう。まあ同行を許可してもらえるだけで超が付くほど有難いから、寝る場所なんてどこでもいい。
さて、ぼくは取材の裏テーマを、「人間活動と自然」としているのだけれど、漁民の生活はまさにその両者が密に合わさったものなわけで、その意味でも楽しみでしかない。
タイトルにあえて「I」を加えたのは、IIがある予定だから。さて、パシフィック・オーシャンに繰り出して、ワイルドな漁師とワイルドな魚たちを、じっくり見てこよう。
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