適切に批判してもらえない産業
昨日書いたノートに、書き忘れていたことがあった。それはチリ・ロスラゴス州の地元紙「EL LLANQUIHUE(エル・ジャンキウエ)」に掲載されていた、サーモン養殖が環境に与える悪影響を批判する短編ドキュメント映像の話。チリ国内では、こうした批判側と、サーモンの養殖会社の意見の間で、対立が起こっている。サーモンの生産・輸出は、チリにとって銅生産に次ぐ第2の産業。対立が起こるのは当たり前。けれど、日本人のぼくにとっては、とても歯がゆい。こうした議論は本来、一大消費地である日本