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#14 ちょっと休むわ


今年の9月までで決まっている分で、ライブ活動をおやすみします。

なんだかお前くらいのやつがいちいち休むとか言うなよって感じもしますが、こんな僕にも好きって言ってくれる人や場所があって、こんな僕にも好きって思う人や場所があって、それならちゃんと理由は開示しときたいなと思ったので書きつづらせてください。


要因はたくさんあるのですが、根本の理由としては一つです。もっとちゃんとした価値を提供できるアーティストになりたいと思ったからです。


この二年間、今までダメでもともと精神で、どこに行くにしても挑戦者としての純度の比率が高い中でライブに臨ませてもらっていました。

でも、これは欲目がでたし、本当にありがたいことに評価を頂く機会も増えた中で、いつまでも新参者の鉄砲玉精神で在りたくない、いつまでもそう在ってはいけないと思うようになりました。


ただ、そのステージに行くには知識も技術も足りないものが私には多すぎます。

そしてその足りないものを埋めるには、今の自分が置かれている環境的にも、性分的にも、才能的にも、限られた時間の中でライブのための練習時間を確保しながら、作品を作り、技術や知識を伸ばすことが今のままでは不可能だと確信したため、ライブ活動の休止を決めました。


それならライブ本数減らせば?って感じですが、対処療法的に音楽活動を削って延命措置を取るくらいなら、より大きく動けるように今置かれてる環境を刷新するために時間を使ったほうが早いと思ったので、お休みという形にしました。


また、お休みの期限は設けてないです。
環境を変えるには自分だけの力ではどうしようもなく、不確定要素がありすぎるなかで期限を決めるのは焦りにつながり、そして経験として焦って下した決断は良い方向に進まないからです。


だから、逆に言えば都合がつけばすぐまた戻ってこれるので、もしかしたらお休みという言葉を誇大広告として機能させようとしてんじゃねーのって勘ぐられるくらい早く戻ってくるかもしれません。


なのでまた、力をつけて必ず戻ってきます。残り数本のライブも、楽しみながらやっていきたいと思います。



少しだけ感情を吐露させてもらうと、この判断は、もちろん悔しいです。

一時的とはいえ、自分にとって大切な表現の場を、置かれている環境に奪われてしまうことが悔しくないわけないです。


だから、必ず、出来るだけ早く、けれど焦らず。

以上、お休みの報告でした!




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