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#2 猛、正社員になったってよ。



表題の通りです。正規雇用として、先月より晴れてガラにもなくサラリーマンシンガーソングライターという肩書きがつくことになってしまいました。私が猛です。


高校を出てから音楽を始め、身体を壊し、大学を辞め、留学をし、自分で言うのも気持ち悪いですが押し並べたいわゆる普通から相対的に見たら、少しエキセントリック寄りな人生のルートを辿ってきた自負がありました。

しかしここに来て大幅な軌道修正。

朝目を覚まし、コーヒーを飲み、社用携帯をチェックし、スーツに着替え、少し遅めに出勤し、それなりに遅めに退勤し、とても夜遅く眠り、週末を待ち侘びるという生活。

社会に人と書いて、社会人、、、

色んな働き方があるので一概には言えませんが、、、なるほどこれか、、、と思わされる日々。




思えば小さい頃から、自分がいわゆるサラリーマンになる未来なんて全く想像もしていませんでした。

小学校のとき、もう名前も覚えてない同じクラスの女の子に「なんかサラリーマンになってそうだよね」と言われたことが無性に嫌だったことを思い出します。小学校の頃の夢は物書きで、中学の頃は検察官になるのが夢でした。久利生公平リスペクトでした。


そんな少年だった自分には、サラリーマンなんて縁のない、というよりは向いてないものだと思っていました。だってマイペースだもの。集団行動がちゃんとでき、重んじるような人間だったら担任の先生にぶたれてないもの。

そんなイキリ自由主義のティーンエイジを過ごしてきたわしですが、正直今は毎日が新しいことの連続で、なんか少し楽しいなと思える瞬間もあります。知らないことを知れることは楽しいし、もう少し頑張れば、今までなにも答えてあげられなかった友達の話も、聞いてあげられるかもしれない。

なにより練習もできてるし、ライブも素敵な方々のおかげでありがたいことにできてるしね。

わしは社会というものを、過剰に規律の檻だと決めつけ、自分の檻からでられない言い訳をしていたのかしれません。



まあ色々言うとりますが、まだ入社したてのペーペーですのでちゃんと認められるように頑張っていこうと思います。

音楽を言い訳に仕事を疎かにしない。仕事を言い訳に音楽を疎かにしない。

どちらも、自分の大切なものを傷つける行為。

もう二度とそんなことはしません。私らしさって、思ってるより生きていくには大事なんだってことを知ったから。

わたしらしく生きるために、どっちもやりきる、それだけです。


どうやらまだ、ティーンエイジの心は残っていたようでした。


熱い気持ちは明日に持ち越しです。明日ライブなので。


そろそろ寝ます。f**k you 花粉症。


おやすみなさい。












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