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マイナンバーカードをかざすと日付入り訪問証明が受け取れるマイナウォレット実証実験@山古志忘年会&交流会レポート

12月14日(土)〜15日(日)に新潟県長岡市山古志地域で開催された忘年会と交流会にNishikigoi NFT購入者="デジタル村民"としてお招きいただきました。山古志の宿あまやち会館での忘年会参加は前年に続き2度目で、受け入れていただいた地元住民の皆さまには大感謝です。今回はそのイベント中にマイナンバーカードをかざすと日付情報の入ったNFTを受け取れる新機能を追加したマイナウォレット(訪問証明NFT発行アプリ)の実証実験を企画させていただきました。

"わらべ地蔵のすす払い"は初体験でした!

マイナウォレットとは

マイナウォレットは「誰一人取り残すことなく、デジタル資産を活用できる世界を」をキャッチフレーズに、マイナンバーカードと紐付いた暗号資産ウォレットアプリによって誰でも簡単にデジタル資産の保有と活用を可能にするプロダクトです。開発元のa42x株式会社とは、独自に進めていた「山古志地域に関係する誰もが等しく利用できるデジタルプラットフォーム開発」プロジェクトとの相性の良さをお互いに感じて、山古志地域を舞台とした実証実験を2024年10月から一緒に開始しています。

山古志忘年会

見渡す限りクリスマスムードな長岡駅から送迎バスでピックアップしてもらい直接会場のあまやち会館まで向かいました。新潟県外からは10名弱(うち山古志村を研究テーマにしている大学生・院生が2名)が参加していました。到着すると座席のくじ引きがあり、"リアル山古志住民"とデジタル村民が混じり合うような配置となって交流が生まれました。

周りは「はじめまして」の山古志住民の方々でした
「デジタルさん、ようこそ」と暖かく迎え入れてくださる住民の皆様
山古志住民会議の竹内さんよりデジタル村民の取り組みについて紹介いただきました


お酒と会話が進む中、宴会場正面ステージに訪問証明発行機材(アプリの入ったiPadとカードリーダー)を置かせてもらい、マイナンバーカードを持ってきた参加者さんに日付入り記念NFTの受け取りを体験してもらいました。みなさん口々に「思ったよりも簡単に操作できた」「難しいところはなかった」と感想をおっしゃっていただきました。また、今回は前回までと異なり開発エンジニアメンバー不在でオペレーションが回っていた点も大きな進展でした。

アプリに新機能を追加し、課題だったカードリーダーの通信不安定性は有線セットアップで解決。

マイナンバーカードとマイナウォレットを紐づける初回登録から行っていただいた方々も、ほとんど詰まることなく訪問証明NFTを受け取ることができました。訪問証明NFTに登録される日付は自動で切り替わる仕組みで、エンジニアさんが都度稼動する必要はありません。現時点では日付は毎日、NFT画像は1ヶ月ごとに異なる山古志の風景写真が切り替わる仕様です。つまりこの訪問証明発行機材が置いてある場所にマイナンバーカードを持って訪れると、毎日違った訪問証明NFT(日付+画像情報)が受け取れる建て付けになっています。操作はマイナンバーカードをかざして、ボタンをタップしてゆくだけ。簡単でしょ?

ちびっ子スタッフも一緒にお手伝いしてくれました

翌日は常設予定のやまこし復興交流館おらたるに機材を持ち込み、引き続き実証試験を行いました。

デジタル住民も自然と場に溶け込んでいます
今年もお疲れ様でした!来年もよろしくお願いします!!

わらべ地蔵のすす払い

遠征組(デジタル村民)はそのままあまやち会館に泊まったのですが、翌朝の雪の積もり具合がすごい!! 昨夜は暗くてよく見えていなかったのですが…

外の景色が見えない…
部屋の窓ごしに積雪が

外に出ると除雪車の通った車道以外の場所が雪で埋まっていました。忘年会の途中、皆さんが車を一時的に車庫に移動させていた理由がわかりました。埋まってしまいます。

見渡す限り積雪

無事だった車で復興交流館まで送っていただき、みんなで2階の"わらべ地蔵"を磨きました。ひとしきり作業を終えた後は、名物のそばをいただき交流を深めました。

長年の感謝を込めて磨きます
水拭き、乾拭きの後に蝋を塗り込む工程を教わりました
美味しいそばをいただきました
体を動かした後の食事は格別です

ここでも交流館来場者向けにマイナウォレットで訪問証明NFT受け取りのテストを実施しました。忘年会で一度NFTを受け取っている場合は、日付の異なる2枚目をゲットできました。この日は7名の方々に訪問証明NFTを受け取っていただきました!

マイナンバーカードをかざすとその場で訪問証明などデジタル資産を確認することができます
昨日と今日の訪問証明受け取りを確認(画像は一緒だが日付は異なる)


これら訪問証明発行機材は現在、復興交流館おらたるに常設されているので、マイナンバーカードをお持ちの方であれば初回登録作業後どなたでもカードをかざすだけで毎日異なる訪問証明NFTを受け取ることができます。山古志を訪れる際はぜひ体験してみてください!訪問証明アプリおよびマイナウォレットは今後もアップレートと実証試験の機会を重ねてゆく予定です。

わらべ地蔵のすす払い後、鯉師の方にご厚意で鯉の飼育場を見学させていただきました!

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中尾武
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