亀井聖矢 2次予選@マリアカナルスバルセロナ国際音楽コンクール
2022年3月31日亀井聖矢くん、国際コンクール2次予選についての備忘録。
(あくまで素人の感想です。読まれる方はゆる~くお読みください。今回ものすーーごく長いです💦)
2次予選までのアレコレ
1次予選6th sessionのあと1次通過の発表は今夜(現地時間)って言ってたらしい。でも発表されたのは朝。うん、なんかこういうところ海外っぽいよね🤣(偏見だったらごめんなさい🙏)
前日3/30、16時(日本時間)過ぎにマリアカナルスの1次予選通過の吉報が💚
とはいえ、さすがに1次予選でダントツの演奏を見せていたので、通過は確信していましたよ~👍
演奏順が1st session3番ということは分かりましたが、曲目は分からず何を弾くのかな~と🤔
(プログラムが発表されたのはこの約5時間後でした。現地は夜中?💦)
そして31日に入ってすぐヴァン・クライバーンの予備審査通過の吉報が🤩
予備審査後のインタビューで90%の力が出せたと話していたのできっと大丈夫だと信じていましたが、規模の大きなコンクール。これは震えた!!!
そして亀井くんからも【2つとも通過しました、頑張ります】という内容のツイートが🙌
この発表の後は興奮でしばらく手が震えたし、動悸が凄かった💦初めての国際コンクールの予備審査で30人に残るって本当にすごい🤗
話それちゃったけど…ここから2次予選について💚
~2次予選について~
1次通過者 18 名の予定➡︎19名の通過
→18名 が演奏(GIOVANNINI 棄権?)
♬40分のリサイタル形式♬
課題 ☆5分以内の現代曲
☆ブラームス、ショパン、ラフマニノフ
シューベルト、シューマン、フランク の指定された作品から選曲
︎✩最低3人の作曲家の作品を弾く
日程 3/31~4/1 日本時間17:00~と0:00~
31日(9名) 1日(9名)
このうち6名がセミファイナルへ
~3月31日1st session&2nd session~
さすが51人から選ばれた18人。
1次予選とは違い演奏が大きく崩れるコンテスタントはいなかったな~
1次はバッハ、ベートーヴェン、エチュードという入試のような課題だったけど、今回は現代曲&ロマン派の作品以外で弾く曲が自由なので少し個性が見られるRoundとなりました。
約5分遅れで始まった1st session。
1人目のZHANGは時間オーバーで最後まで弾く事ができず…😢
2人目のWENTINGはドレスが気になっちゃったよねぇ💦(ユジャを連想しちゃったなぁ🤭)
そして、亀井くんが18歳の時に入賞者記念コンサートで弾いている「トゥリアーナ」を…
そしていよいよ亀井くん登場。予定では18:20頃でしたが開始の遅れ、そして時間オーバーなどがあり18:30過ぎの演奏となりました。
何から来るかわからず待ち構えた1音目。
あの同じ指で弾いているという信じられない同音連打が鳴り響く😱
夜のガスパール~スカルボ~
海外では妖精🧚♀️という扱いらしいですが、日本的な解釈でいくと小悪魔😈的なスカルボ!鋭い爪で引っ掻いた…かと思うとふっと消えたり…
亀井くんの推し曲LIVEでの解説のおかげで描写がはっきりと想像出来るこの曲。
今日の演奏はとってもスリリング!
かっこいい音色で登場するスカルボ。鋭い音色でイタズラ(悪行の方がしっくりくるかな😅)をするスカルボ。静けさの中消えたのかな?と思わせるスカルボ。とにかく飽きさせない音色、演奏。
今回演奏以外で素晴らしかったのがカメラワーク🎥
ここをこんなにドアップでしかも長尺!!きっとカメラマンも目が離せなくなったのね🤩!
亀井くんのときのカメラワーク、他の人より凝ってる感じがするのはなぜかしら🤔
以前【ラヴェルの特にスカルボは弾きにくいと感じている】とツイートしていた亀井くん。友人に弾きやすい人いないとつっこまれたらしい、そりゃそうだ🤣
でも弾きにくそうに全然見えない亀井くん!さすがだった👏
続いては世界初演となったFuga City。
YouTubeに楽譜と曲がアップされていたので予習済み👍
現代曲のわりに(?)美しさを感じる和声の多いこの曲。前半の緻密でリズムが際立つ美しい音色から後半につれて厚み力強さを増していく音色、その表現に驚く。YouTubeの音源とは違い表情の変わる演奏に、こんなに素敵な曲だったのかと✨
そして、この曲でもカメラマンがPVの如く素敵なカメラワークを発揮🎥
この曲後半かっこいいので期待をこめてツイート
この曲初演だったこともあり作曲者のMarcos Fernandez-Barrero氏が会場で立ち会っていたらしい。そして演奏後、素晴らしい才能!名ピアニストと作曲者から賞賛のツイートが😭嬉しすぎた💚
最後はラフマニノフソナタNo2。
私が亀井くんの演奏を聴くのはこれが3度目。実は初めて聴いた時に亀井くんのピアノの音にのまれて、呼吸が苦しくなるほどの感覚に陥ったのですが、今回のソナタも同じような感覚に。
大胆でありながら、ラフマニノフの繊細な心の動きを表現する亀井くんのピアノは本当にドラマティック😭鳴り響く低音に絶望を感じたり、優しいは音色は救いを求めているかのよう。ラフマニノフの苦悩と葛藤をこれでもかと伝えてくる亀井くんのピアノに心が揺さぶられる。
2楽章はなんであんなに泣けちゃうのかというくらい、切ない。思い出しただけでも泣けてくる😢
2次予選ではあと2人同じ曲を弾いたのですが、やはり亀井くんのラフマニノフソナタは凄いと感じた🔥(まぁ、好きな音、演奏だから当たり前か💦)
1次予選のあとは意外と冷静にほかのコンテスタントの演奏を聴けたのですが、今回はダメでした…
一応全部流してはいたのですが、聴けませんでした。亀井くんの演奏が凄すぎた🔥
1st sessionで感じた事、ツイートに残っていたのは
2nd sessionで覚えているのは、31.MEI(たぶん)の弾いた現代曲が綺麗ないい曲だった事と、5人の予定が4人になり早く眠れそうだなっと思ったことくらい😅
もう2日目も終わったのでついでに…
43.SUのショパンソナタ3番、良かった。2次予選のショパンソナタでは1番好きな演奏でした。
2次予選の感想はここまでです。お読みいただきありがとうございます🙇♀️
ここから先は2次予選に選ばれていた曲の傾向についてや独り言です。お時間ある方はどうぞ~
♪5分以内の現代曲
委嘱作品が義務ではなく推奨だったこともあり、委嘱作品を弾いたのは、亀井くんと32.CHENの2人だけでした。(亀井くんはこの作品の初演を飾ることに👏)
年代別に見ると 1990年代の作品(4人)
2000年代の作品(5人)
2010年代の作品(8人)
不明 (1人)
⬇委嘱作品(Marcos Fernandez-Barrero:Fuga City)
https://youtu.be/AVlzeotj800
♪ロマン派作品
ショパン ソナタ2 (2人)
ソナタ3 (4人)
スケルツォ (1人) 計7人
リスト ソナタ (3人)
幻想風ソナタ(1人) 計4人
ラフマニノフ ソナタ2 (3人) 計3人
シューマン 謝肉祭 (1人)
クライスレリアーナ(1人) 計2人
ブラームス ソナタ (2人) 計2人
シューベルト、フランクを選んだコンテスタントは0
演奏できる曲は他にショパン(スケルツォ1.2.4、バラード1~4、ポロネーズ数曲)、ブラームス(ソナタ1.2、バリエーション2つ)、リスト(バラード)、シューマン(ソナタ、幻想曲、シンフォニックエチュード)
シューベルト、フランク がありました。
1次予選でのエチュードで1番選ばれていたのはショパン。今回のロマン派の作品でも1番選ばれていたのはショパンの作品となりました😊
♪もう1人の作品(3人の作品が必要なため)
ドビュッシー (5人)
ラヴェル (3人)
モンポウ (3人)
グラナドス (2人)
スクリャービン、 デュティュー 、バルトーク
アルベニス 、 ピエルネ (各1人)
ドビュッシーの映像Ⅰ、ラヴェルのラ・ヴァルス、
グラナドスのop.46 を2人が演奏していました。
独り言…
1次予選3日目の感想上げられませんでした…この人良かったとかあったんだけど、1次通過者が決まったあとに書いてもなぁ…と💦
だから今回は2日目もひっくるめて(ほぼ書いてないけど🤣)のnoteに。
今回の視聴者数はだいたい100人弱でした。亀井くんが演奏する予定だった16:20前に約260人に増え、亀井くんが演奏している時は約350人くらい。(ほとんどの視聴者は日本だろうなぁ)
4/2の時点で亀井くんの演奏した1st セッションは5000回視聴超え。(ちなみに2nd sessionは1600回)
亀井くん応援、期待されてるなぁ~と思う数字💚
そして期待に答えちゃう亀井くん🤗さすがだ👏
セミファイナルについて
セミファイナル進出は6名。6名は入賞者となります。(発表されたセミファイナリストは7人でした)
セミファイナルは4月3日。
50分のリサイタル💚楽しみ🎶
お読みいただきありがとうございました。
端的に書けなくて申し訳ないです🙇♀️
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