セミファイナル 亀井聖矢@マリアカラルスバルセロナ国際音楽コンクール
2022年4月3日亀井聖矢くん、国際コンクールセミファイナルについての備忘録。
(あくまで素人の感想です。読まれる方はゆる~くお読みください。)
ファイナリスト発表前にあげたくて取り急ぎ書きました!(間違い多めかも💦後ほど加筆修正します)
~セミファイナルについて~
2次通過者 6名の予定➡︎7名の通過
この7名は入賞者
♬50分のリサイタル形式♬
課題 ☆ショパンのエチュード以外なら何でも
OK
☆スペインの作曲家の作品を弾く
︎✩既に演奏した曲はNG
日程 4/3 日本時間17:00~と 4/4日本時間0:00~
17:00~(4名) 0:00~(3名)
このうち3名がファイナルへ
セミファイナルまでのアレコレ
2次予選終了後、またまた聴こえた「this evening」本当??信じちゃうよ、早起きしちゃうよ!!頼むよ~って思いながら寝ました😂(なぜなら1stのあとthis eveningって言ったのに発表されたのは翌朝だったから🤭)
そして発表したされました、ちゃんとthis eveningに👏(多分現地で23:35頃)
6人のセミファイナリストの予定が7人選出😮!
もちろん確信していましたが…やはり嬉しかった💚
亀井くんもTwitterで【うおぉぉ通った!嬉しいなぁ嬉しいなぁ】と興奮気味の報告をしてくれました🙌でもその後に続く言葉はいつも通りの冷静な亀井くんでした🤗
しばらくすると亀井くんのツイートに委嘱作品作曲者からリプが✧*。ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。
そして翌日(4/3)の5:00過ぎにプログラムも発表。
予想通りの曲ではあったけれど、1曲?なものが🤔
早速検索しました!そしてそして…∑(๑ºдº๑)!!
いや!うそでしょ!!何この譜面?何この音!!!
ピアノ壊れるわ😅
⬇ウストヴォルスカヤ sonata No.6
なかなかの衝撃作でした😂
早速、亀井聖矢セミファイナルのプレイリストを作り聴きながら1日を過ごすことに💚毎回ソナタNo.6が始まる度に「きた~💦」って変なテンションになったよねぇ~🤣こういう曲、どこで見つけてくるのかしら🤔
~4/3 1st session&2nd session ~
トップバッターが亀井くん。相変わらず少し遅れての開始。毎度のことなのでさすがに慣れました😅
少し前緊張して待ってたら司会者出てきて…「No27 Masaya Kamei」とΣ( ˙꒳˙ )!?
番号札置いた時にえ?とは思ったけどさ💦
客席から指摘されて、慌てて10の札を取りに戻って再開したけど…めっちゃ笑ってるし…いや~まじかぁ…おおらかだわぁ🙄
そして亀井くん登場…あれ???なんかなんか明るくありませんか?
いつも通りのノルマの回想を聴きながら、変な所が気になってしまって…この時ばかりは音だけ聴いとけば良かったなぁと後悔🥺
ノルマの回想
アクシデント始まりで緊張しながら聴いていました。でも⬆のツイートのように亀井くんのノルマはいつも通り✨
これまた推し曲ライブのおかげで場面が想像できる。ノルマの愛と悲しみを表現する亀井くん。
戦争だ!戦争だ!のところで思わずかっこいいのくるよ~とツイートしてたらフォロワーさんが同じこと思ってたと🤣だってかっこいいもんね~👍
ノルマの回想はノルマの感情が表現されているところの多い曲、それを多彩な音色で表現してくれるから飽きさせない。(普通なら弾く事で精一杯そう…💦)
そしていつもCDで聴いてる時に思うことを呟いていた🤣
低音から高音へのなめらかな右手の交差が、あの自然な音を生み出しているのよね~🤗
びっくりしたのは1曲目から拍手が起こったこと。チャット欄の拍手はまぁ500人くらいが日本の視聴者だろうから納得なんだけど、会場からの拍手はなんだか胸が熱くなった。
これはプログラムの組み方もうまかったんだろうなぁとアーカイブを見て思った。ノルマの回想は後半に向けてどんどん盛り上がっていく感じがするし、フィニッシュで終わった感めちゃくちゃ出せるんだよね👍(⬆の写真ね)
続くトゥリアーナ🇪🇸
跳ねるような軽快な出だし。2次で聴いたトゥリアーナとはもはや別物😅軽やかに弾くし低音鳴らす曲でもないから、いつもの亀井くんの弾く曲より簡単そうに思えてしまうけれど、この曲リズムも技巧もすごくて実は難曲💦メロディをしっかり聴かせてるけど、装飾音など本当に休む暇なく入ってくる音が実はすごい🔥
そしてカメラには映ってなかったけど、これまた舞う左手!からの拍手👏👏👏👏
きっとスペイン人も納得のトゥリアーナだったと思う🥰
そして始まるウストヴォルスカヤのソナタNo6
いやいやいやいや…😅ゲーム世界のラスボス登場感🤣襲われそうな音色。
これはみんな度肝を抜かれたと思う。ただ感じたのは元々聴いてた音源より全然音色がクリアでしっかりした音楽だった。(聴いていた音源は叩きつけてる感じしかなかったから)
そしてまさかのこの曲でも拍手が。正直この曲難し過ぎて拍手していいものか迷うと思うのよね💦まぁ、すごい演奏だったからごく自然にでた拍手だったのかもしれないけど。
つぎはベルクのソナタ💚
1年前に初めて聴いたこの曲。現代曲で難しく不協和音、無調の世界をひたすら進むこの曲。(無調の曲という訳では無い)
これも推し曲LIVEのおかげで、不協和音の中に垣間見える美しさを感じながら聴ける。ベルクの生きた時代を象徴している不安の中にある希望みたいなものなのかな?
さっきの曲と同じ現代曲だけど、出だしの音から本当に同じ人が弾いているとは思えない、強弱だけの違いじゃない音色の違い。この振り幅にやられてしまうんだよね~😊
最後はイスラメイ。
また別人が弾き始めたのかと思うような固く芯を持った音が鳴り響く。知ってたけどもう、ただただかっこよかった👏
何度も立ち上がるんじゃないかと思うくらいの勢いで、身体全体を使って演奏する亀井くん🤩
現地で聴いているHirokoさんも書いていたけれど、視覚的なアプローチもやはり大事だよね👍惹き込まれ感は増す気がする。
だんだん勢いを増すイスラメイ!本当に熱かった🔥
片手グリッサンドも決めるし、もう後半は凄すぎて涙出ちゃった。50分弾いてあの熱量、凄すぎた👏(あ、イスラメイすごいしか言ってない🤣ま、いっか💦)
亀井くんの技巧、幅広い表現、多彩な音色を余すことなく伝えることが出来たセミファイナルだったんじゃないかと思う😊本当に亀井くん偉大💚
素晴らしい演奏をありがとう✨
残り6人の演奏、全て聴きました。セミファイナリストなのでみなさんもちろん上手い👏
あとは好みの問題なのかなぁ???
今回は1次からの加点式ということもあり、セミファイナルの演奏だけではなんとも言えないみたいだけど、PARKのペトリューシュカ、CHONのスペイン狂詩曲良かったなぁ。(とツイートに書いていた🤗)←この2曲亀井くんに弾いて欲しい曲💚
多分だけど全曲に👏あったの亀井くんだけだったような🤔
(PARKとCHONはファイナル残れず…💦)
セミファイナルの感想はここまでです。お読みいただきありがとうございます🙇♀️
ここから先はセミファイナリストの曲についての独り言です。お時間ある方はどうぞ~
最も自由度の高い選曲ができるRoundとなるセミファイナル。
50分の中で演奏する作曲家の人数も本当にそれぞれでした。
5人の作曲家(Masaya FERRO)
4人の作曲家(PARK SU)
3人の作曲家(CHEN CHON)
2人の作曲家(IZIK-DZURKO)
特に目を引いたプログラムはアルベニスとラフマニノフの2人で勝負をかけてきたIZIK-DZURKO、3人のスペイン作曲家をもってきたFERRO。
セミファイナルではトゥリアーナが3人。
ダントツで亀井くんが素晴らしかったと思う😊
このコンクールスペイン作曲家の名のついた賞があり(アルベニス、モンポウ、ブランカフォルト、グラナドス)、実はFERROが全ての作曲家の作品を演奏していた。これは特別賞獲りにきてるな…と感じました😅
ファイナリストの発表はこれまた、this evening✨
信じてますよ🤣
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