心の病気~強迫性障害~

最近心療内科で強迫性障害を患ってしまっているとの診断を受けました。症状が発症したのははっきりとは覚えていませんが3、4ヶ月ほど前くらいだったと思います。といってもこの症状は小学四年生の頃にも発症しておりそこから3年ほど苦しんだことがあります。そこから数年はなんともなかったのですがまた再発してしまい、社会生活に支障が出てしまったので病院に行った次第です。

その症状とはいったい何なのか、すごく端的にいうと、すごい心配性のことです。例えば道を歩いていて誰もいないのに人とぶつかったのではないかと不安になり振り返ったり(加害恐怖)、鍵を閉めたか、火を消したかの不安が長く続く、その確認行為が止められない、などです。このことが長く続いており、社会生活に支障が出てしまうため、病院に駆け込んだところ、「強迫性障害」だと診断されました。強迫性障害についての説明は以下のとおりです。

自分でもつまらないことだとわかっていても、そのことが頭から離れない、わかっていながら何度も同じ確認をくりかえしてしまうことで、日常生活にも影響が出てきます。意志に反して頭に浮かんでしまって払いのけられない考えを強迫観念、ある行為をしないでいられないことを強迫行為といいます。(厚生労働省HPより引用)

実際私自身もこの確認行動が止められなかったり、意思に反したイメージがずっと頭の中をグルグルしていました。症状にずっと悩み続けておりある日ネットで調べてみると上記のような情報を入手し、もしかしてと思い病院に行くとちゃんとこの病気になっていた、という訳です。

治療・リハビリ

私自身このような疾病に対して、知識がかなり疎いため、治るのかどうかがかなり不安だったのですが先生の話によると薬の治療と心理療法を適切に行うことで治る病気だそうです。

そこで早速私は治療を開始させました。夕食後毎日一錠、抗うつ剤と副作用防止の薬を飲む。薬の治療はこれだけです。心理療法は、不安になった際の確認行為をしない、絶ってしまう、という根本を見つめ直すものなのですが、この心理療法を薬の投与でサポートするといった感じみたいです。はじめの方は副作用として吐き気や頭痛、倦怠感がありましたが最近では薬にも慣れ、かなり確認行為も我慢できるようになりました。現代医療の力ってすげぇ…ずっっと何もできず何年も苦しんできたのに病院に行くだけでこんなに良くなった。病院というものに一種の抵抗を感じていましたが一歩踏み出してみることも必要なのだなと痛感させられました。今現在完全に症状が治ったわけではなく現在もリハビリ中ですがこの調子で頑張っていきたいと思います。

最後に

長くなっちゃったので最後です。この強迫性障害という心の病気はなかなかに厄介な病気です。社会生活をめちゃくちゃ阻害してきます。しかもさらに厄介なのがこの病気はあまり理解が進んでおらず、病気として捉えられなかったりすることもあります。しかし、放置してもどうにもなるものでもありません。私として伝えたいのは、そうかもしれない…と思ったらすぐに病院に駆け込んで欲しいですし、その周りの人はその病気のことを理解してほしいな、ということです。心療内科、精神科というと少しハードルを感じてしまうこともありますが、一番大切なのは自分です。不安は確かにありますが頑張って一歩踏み出して欲しいと思います。そして周囲の人はその病気について理解し、支えてあげてください。私自身病気が完治したわけではないので説得力は無いかもしれませんが、どうしてもこのことを伝えたいのでこの記事を書かせていただきました。私自身文章に対して非常に疎いため、読みにくかったとは思いますがここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。

参考文献
厚生労働省HP 『強迫性障害』

https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_compel.html


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