会社選びの軸
はじめに
すごく久々の更新になりました。
この2年、いろいろなことがありましたが、私は変わらず、毎年この時期になると、新卒採用の面接を担当しています。
企業に合う、合わない、という記事を書いたのが2年前。
この考え方が大事だなぁと思うのは、あの頃から何も変わっていません。
ですので、今回はもう少し掘り下げたいと思います。
会社選びの軸を決めよう
合う、合わないを決めるにあたって、社員の方に会うのがオススメですよ、という話を以前の記事に書きました。
その上で、合う合わないを判断するためにおすすめの方法をご紹介します。
皆さんは、会社選びをするときに何を重視しますか?
会社の事業領域、福利厚生、ワークライフバランス、若手への裁量、給与(待遇)、企業風土・・・挙げていけばキリがないほどに、会社選びの要素は存在します。
自分が希望する何もかもを満たしてくれる会社があればよいのですが、残念ながらそんな会社があることは極めて稀です。したがって、就職活動をする際には、その優先順位を決めていかなければなりません。
「自分がやりたいことができなくても給与が高ければいい!」
「いやいや、ワークライフバランスを重視したいから、給与にはこだわらない」
「ワークライフバランスが取れていて、給与も比較的高そう。でも自分のやりたいことはできそうにないな…我慢するか。」
先程も言いましたが、全部が全部を満たすことができるなら、もちろんそれが一番いいのです。しかし、現実はそうは行きません。
優先順位付けの間にも、きっと迷うところが出てきます。「どっちが自分の中で重要なんだ?分からないなぁ…」って。でも、無理矢理にでも順位をつけましょう。そうすることで、自分の軸、つまり価値観があぶり出されてきます。それを考えることに意味があると思ってください。
順位をつけたら…
順位付けが終わったら、今まさに選考を受けている企業や、内定を獲得した企業が、どの程度それを満たしているのか点数化して、可視化します。
優先順位の高い方から順に、点数が高くなるように重み付けするといいですね。
端的に言えば、そうして数値化した点数が高かった企業が、総合的に見て「合う」企業だと言えるのではないでしょうか?
この方法の何がオススメなのかというと、可視化するから納得感が増す、ということに加え、客観的に(全要素を公平に)見て判断できるところなんです。
「なんとなーくこの企業あってそう!」って直感的に選んでしまって、あとから「あれ、実はこんな側面が…。ちょっと思ってたのと違うな…。」って思ったりとか、そういうことがなくなります。
そしてもう一つ。もし点数化する上で「分からない」という要素が出てきたら、それはあなた自身がまだその会社のことをよく分かっていない、ということに他なりません。人事や担当者、もしくは社員に会わせてもらって、不明点が解消するように動けるといいですね。
今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。