【カードゲーム】フィールド探訪 シャドウバース編

こんにちは、今回の旅はシンプルなものになりそうです。カタカナ3文字で「タケル」です。

今回はシャドウバースのフィールドを見ていきたいと思います。
各ゲームのフィールドを見るときの共通の基準として、以下の4つの分類を作ります。

  1. 使用前カードエリア〈前〉

  2. 使用中カードエリア〈中〉

  3. 使用後カードエリア〈後〉

  4. 何かを数えるエリア〈数〉

右の〈○〉をフィールドのエリアの説明に添えて、どのようなエリアかを分類をしてみます。

さて、シャドウバースのフィールドを見てみましょう。


(https://shadowverse.jp/sp/gameguide/から拝借した画像に番号を振りました)

1.プレイエリア〈中〉

ここが主な戦場です。攻撃するカードや、場に残ってサポートするカードを、このエリアに出します。並べられるカードは計5枚でそれ以上は出すことができません。効果で出そうとしても虚空へと消えてしまいます。

2.体力〈数〉

各プレイヤーの体力を表示しています。
お互いに20ポイントから始まり、相手の体力を0にしたら勝ちとなります。

3.手札〈前〉

自分の手札を確認することができます。
枚数の上限は9枚で、それを越えて手札にカードを加えようとすると自動的に破棄されます。

4.EP(進化ポイント)〈数〉

このゲームの特徴でもある「カードの進化」に必要なポイントです。先攻は2ポイント、後攻は3ポイント持っていて、後攻の4ターン目からこのポイントを消費して「カードの進化」をさせることができます。

すでにプレイにしたフォロワー(攻撃するカード)にこのポイントを使うと進化できます。そうするとそのフォロワーカードが裏返り、より強いフォロワーになります。
この「裏返る」というのが、電子ゲームの良さを生かしているシステムです。というのも、裏表両方にカードの記述があると、デッキに入れてシャッフルしても、そのカードの位置が分かってしまいます。しかし、その点、電子ゲームなら、カードの記載によらずランダムに手札に加えられるため、同一のカードに進化前と進化後の2通りの記述を裏表にできるのです。

5.PP(プレイポイント)〈数〉

このPPを消費してカードを使うことができます。基本的にターンの初めに1ずつ増えて、最大10ポイントまで上がります。

6.カウント・状態エリア〈数〉

手札の枚数やデッキの枚数を確認するエリアです。また、使っているクラス(使うデッキのカテゴリーのようなもの)特有の状態を確認できるエリアでもあります。

7.ログボタン

このボタンを押すと対戦のログを見ることができます。相手の使ったカードや相手の動きを確認することができるため、相手への「読み」をより正確にできるようになります。また、自分のプレイに関する様々な情報を見られるます。そのため、ここがあるお陰で、何かの回数を数えて発揮する効果を数多く作ることができるのでしょう。電子ゲームの良さが出ていますね。

8.ターン終了ボタン

このボタンを押すと自分のターンを終了することができます。


シャドウバースのフィールドを探訪してみて

まずは、グラフィック、ここに言及しなくてはいけないでしょう。まさしく「フィールド」と呼ぶにふさわしい、美しい戦いの場です。今回、拝借した画像のフィールドだけではなく、各クラスをモチーフとしたフィールドもあり、本当に見ていて飽きないですね。対戦には関係ないのですが、相手の手札の下あたりのエリアをタップすると、各エリアにあったアニメーションが見られ、カードゲームにありがちな相手のターンの持て余した時間を、細やかながら埋めてくれることでしょう。

また、エリアの分類を見てみると、数えるエリアが非常に多いです。さらには、使用後のカードを置くエリアがありません。この2つの特徴は、電子ゲームならではなのでしょう。
紙のカードゲームで何かを数える際は、カード以外のアイテムを使ってその個数や、そこに書かれた数によって、回数を分かるようにします。つまり、何かを数えるような効果が増えると、カード以外のアイテムが必要となることで、まだプレイしたことがない方にとって、「カード以外の準備が必要な、少し手間のかかるゲーム」という印象になってしまいます。
その点、電子ゲームで何かを数える場合は、その数をどこかに映しているだけでいいので、スマホ1つで出来るという手軽さには全く影響がありません。

また、使用後のカードを置くエリアが無いのは、電子ゲームなら、「使うことができないカードはそもそも映さなければよい」という考えによるものでしょう。スマホの画面は大きくはないので、なるべく表示するものを少なくしたいのかもしれません。
ただ、そうすると、使用後のカードを自由に扱うことができないため、そのカードを対象にした効果は、「特定のカードを指定できない」など、できることに制限がありそうです。

このように、電子ゲームである「シャドウバース」は、紙のカードゲームとは少し違った進化を遂げているのかもしれません。しかし、「カードゲームの楽しさ」はもちろんあるので、まさに「新境地」と言えるでしょう。

「電子の世界のフロンティア」

カタカナ3文字で「タケル」
in シャドウバース

参考資料:


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