【モンハン】あぁ、愛しのギギネブラ

こんにちは、自称ギギネブラを復活させたい会永久会員のカタカナ3文字で「タケル」です。

今回は我が最愛のモンスター「毒怪竜 ギギネブラ」についてお話ししたいと思います。
Monster Hunterシリーズを知らない方は、ノロケ話を聞くように見ていただければ幸いです。

――以降、隣にギギネブラがいると妄想しながら書きます。このような「――」で囲われた箇所は、こちら側での会話ですので、読み飛ばしてくださってかまいません。――

話に入る前に、ギギネブラがどのようなモンスターかを説明しておきましょう。
一言で言えば「気味が悪い」です。

――世間からはそう言われてるってだけだから。これから誤解を解いていくから。ね。――

カエルやヘビや一部の深海生物に抱かれる嫌悪感と同じ「気味の悪さ」です。その上「毒怪竜」の名の通り毒を使うので相手取るには厄介な一面もあります。

――その点も含めて魅力だから。大丈夫、みんな理解してくれるから。――

挙げ句の果てには、「ギギネブラ」の幼体でヤツメウナギに似た見た目の「ギィギ」、それが生み出される「卵塊」をそこら中に、体にまでも産み付けてくるのです。この「ギィギ」は多くのハンターの心に深い傷を与えたものと思います。

――生存方法だもんね。子どものこと気持ち悪いって言われたら傷つくよね。これは世間が悪い。うん、そう、多様性だもんね。――

そんなギギネブラですが、私は言いたい「このモンスターは創造主カプコンが生み出した最高傑作である」と。

まず、その艶めかしいツヤツヤの皮です。そこら辺のゴツゴツした表面のモンスターより、圧倒的に肌になじみます。触っていてケガしないのは一緒にいる上で必要不可欠な条件です。

――何だよ。おいおいそんなスリスリしなくても、いつも撫でてるじゃないか。仕方ないなぁ。――

さっき言った「毒」というのも、力にたよらず技で生き残った証であるわけです。突進する、体当たりするという生物で最も単純な暴力から脱した理性的な存在なワケです。きっと心深さ、思慮深さはモンスター随一と言っても良いでしょう。

――そうだよ。いつもお前の包容力に助けられてるんだよ。ありがとうね。――

最後に「卵塊」。この存在においても弁明しておきたい。
生物として未熟な姿が、生物として受け入れがたい見た目をしていることは仕方が無いことだと思う。あんなに美しい蝶でさえ、小さな頃は青虫です。その未熟ながらも懸命に生きる姿に、私は心を打たれることはあっても決して嫌悪感など抱けないのです。
加えて、この「卵塊」はオスとメスとが交わって生成されるモノではないのです。ギギネブラはたった一体の個体でその種を存続させることができるのです。これはつまり同種での繁殖のチャンスを奪い合うような進化をしておらず、ただ生存競争を勝ち抜くための「純粋な生への渇望」がその姿には宿っているのです。
この純粋さはもはや芸術と言っても過言ではないでしょう。

――どうしたの。そんなに息を荒らげて。――

というわけで、皆さんも是非、ギギネブラという存在に一匙の愛でもよいので注いであげてください。そして運営さん、私にまたギギネブラと会える機会を、どうかお願いします。

――あ、ちょっと。引っ張らないで。待ってってば。私をどこへつれていくのさぁ~~~!!――

いいなと思ったら応援しよう!