キャンプイベントで私たちが提供している価値とは!?
少し時間が経ってしまいましたが、ゴールデンウィークに行ったキャンプイベントで、感じたことをまとめてみようと思います。
今回の記事のテーマは、キャンプイベントで私たちがお伝えしていることや、その価値について考えてみたいと思います。
実際に参加されている方の様子や、どのような感情の変化が起きているのかなどまとめてみようと思います。
どんなことを行なっていたのかは、ぜひ前回の記事をお読みください!
キャンプイベントで私たちが大切にしていること
①キャンプ場とロケーション
イベント開催に当たってまず決めなければならないのが、どこで開催するかです。南房総エリアには近年キャンプ場の数が増えてきています。その中でも、季節に応じてその場所で何ができるのかをイメージしながらキャンプ場を選定しています。
単純にその場所が私たちが行ってみて気持ち良いかという感覚も大切にしています。今回利用したのは鴨川市の江見吉浦キャンプ場という目の前が海のロケーション抜群のキャンプ場。歩いてすぐにアクセスできて、釣りや磯遊びが満喫できるのが魅力です。
実際にGoogleマップで立地を見て、キャンプ場のHP、レビューなどを確認しています。
□その場所でできるアクティビティ(海/川/森/山・昼/夜/朝何ができるか)
□風呂、トイレ、水場、炊事場などの生活環境
□焚き火ができるスペース
□夏場なら日陰があるか
□人工物が少なく自然度が高いか
□チェックイン、チェックアウトの時間(備品が多いので意外にここ重要)
□料金、レンタル品
上記のような項目をチェックしながら、より楽しいイベントにできるようにキャンプ場を選定しています。夏休みに向けて、川遊びや森の中で活動できるキャンプ場、海辺で活動できるキャンプ場などを検討しているので、また楽しい企画を実施していこうと思っています!
②大人も楽しむ
私たちのイベントに参加してくれる主なゲストは、小さいお子さんをお持ちのご家族です。とかくお子さんが楽しむことに目が行きがちですが、参加される親御さんも楽しんでいただくことが大切だと思っています。
参加する子どもだけが楽しんで大人は一歩引いてみているという絵は想像しやすいですが、大人も一緒に自然の中にどっぷり浸かってほしいのです。
そのため、滝壺に飛び込んでいる子どもたちがいたら、親御さんにも「思い切って飛び込んでみませんか?」と勧めてみます笑。もちろん強制ではないですが。
生き物探しとなれば、子どもそっちのけで探し始めるお父さんがいたりしますが、そこはハマっていただきその間子どもたちは私たちが様子を見ます。
また、あえて子どもと大人の活動を分けたりもします。その間、大人は自分のことに集中して楽しむ時間を確保したりもします。
親が楽しんでいる様子を見て、子どもも楽しんで良いんだと思い自然を満喫することができるのだと思います。
③家族内の交流
アウトドアの活動を必然的に家族内のコミュニケーションが促進されるのは想像しやすいですね。魚が釣れたら一緒に喜び、少し苦労して作った料理を一緒に食べれば会話もはずみ、初めてのテント泊でドキドキの体験を共有すれば必然的に家族内のコミュニケーションが生まれます。
自然の中での体験や、非日常での体験は、ご家族の絆を深め、普段見られらない家族の一面を見ることができます。
この演出をさせていただくのが私たちの役割だと思っています。
④家族同士の交流
毎回不思議に感じることの一つに、初めて会った子どもたちが、大人の意図しないところで一緒に遊びだし、気づいたら仲良くなっているということがあります。特に「仲良くしなさい」「一緒に遊びなさい」という声かけもせずに、気づいたら子ども達同士の関係性が構築されているのです。
「子どもは遊びの天才だ」といよく言われますが、本当にその通りで、大人はそっと見守っているだけで良いのです。イベントは主に日帰りや1泊2日と限られた期間ということも大きいと思いますが、大人ほど言葉を持ち合わせていない子ども達なりのコミュニケーションが「遊び」なのかもしれません。
子どもだけでなく、大人も自然の中での活動を通して、コミュニケーションを取る機会が多いです。特にキャンプはお互い協力する場面が必然的に生まれるので、大人同士も自然に交流できるのが良いところです。
また、お子さんの普段の様子、性格、興味関心、子育て事情、家族のお出かけ先などなど、大人だけで集まっても話さないようなことを子どもや家族のことを「ネタ」にお互いに話し合えるのも良いところです。
このような、家族同士の交流が生まれるのがキャンプの良いところです。
まとめ キャンプイベントで私たちが提供している価値とは!?
さて、キャンプイベントで私たちが大切にしていることを、お伝えしましたが、私たちが提供している価値とは何なのでしょうか。
感じる心を思い出す
レイチェルカーソンのセンスオブワンダーという本の中に、「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないという一説があります。
大人だと特に普段考えすぎたり、日常の忙しさから感情を抑えてしまっている場面があるのではないでしょうか。
美しいものを美しいと感じ、身体を動かして楽しいことを思いっきり楽しむという、シンプルだけど普段はなかなかできない「何かに没頭する時間」は、子どもの頃にはみんな持っていた時間のはずです。自然の中で大人も子どもも感じる心「感性」を取り戻す時間を提供することが私たちの役割です。
子どものチャレンジをお手伝い
親子で一緒に参加していただくイベントが多いので、親御さんは普段見られないお子さんの一面を直接見ることができます。自然の中でチャレンジする姿、初めてのお友達と交流する姿など、普段直接見ることのないお子さんの一面や成長の姿を見られることが、キャンプイベントの良いところです。そのために、あえて難しい活動やちょっとハードなことも取り入れたりします。
普段快適に過ごしている日常から一歩踏み出して、失敗やちょっぴり不安なドキドキする気持ちを大切にします。踏み出せた一歩がそのこの自信につながるからです。
単純に楽しいだけではなく、子ども達のチャレンジする心も後押ししてあげることを心がけています。
南房総の自然の魅力をお伝えする
普段住んでいる南房総の自然の魅力を余すことなくお伝えできるのが、アウトドア好きな私たちの強みです。普段の生活の中に自然との関わりやアウトドアでの遊びがあります。厳密にいうと、自然との関わりやアウトドアが好きなのでそれを仕事にしたわけです。
つまり、私たちの提供しているイベントは、仕事でもあり暮らしでもあります。心の底から好きなわけですから、それを伝えるには熱が入り、そここそが私たちの強みだと思っています。
アウトドアツアーは観光、自然について知ることは地域の教育、暮らしをお伝えするには移住など、仕事で言うと他分野にもつながり、幅も広がると思っています。
これからもとことん、南房総の自然を遊び尽くそうと思います!
ということで、キャンプイベントで私たちが提供している価値についてお伝えいたしました。
夢だけでなく、好きなことだけでなく、実際お金の面とかどうなのよ、というご意見もあるかと思いますので、ちょっと整理できましたら、経営や集客のことについてなども書いていきたいと思います!お楽しみに。