当時26歳だった自分が新卒()就職で海外を選んだ理由
記事を開いていただきありがとうございます。
今回は僕が今の勤務先を選んだ理由をお話ししたいと思います。
就職や転職をする方、将来海外での就職に興味がある方の参考になればと思いお話しさせていただきます。
経歴
まずは、初めましての方に向けて軽く私の自己紹介をしたいと思います。
自己紹介を読んでくださった方は飛ばして読んでいただければと思います。
・愛知県出身
・高校卒業後、1年浪人
・早稲田大学 政治経済学部経済学科卒業
・大学卒業後12月までニート(9ヶ月)
・アメリカ・サンフランシスコに15ヶ月留学(語学・プログラミング)
・帰国後フィリピン・セブ島のオフショア開発企業でブリッジエンジニア(2年目)
浪人+ニート+留学によって、初めて就職したのは、26歳の時でした。
高校までの同級生は当時すでに社会人4年目です。
就職するまでは負い目に感じていましたが、今では大したことではないと考えてます。
当時、立ち止まったからこそ今の自分があると思ってます。
そんな僕が新卒()1年目で、なぜ今の勤務先(フィリピン・セブ島)を選んだのか、という理由についてお話ししたいと思います。
「なんか良さそう」で選んでもいい
僕がこの就職先を選んだ理由は、ズバリ
なんか良さそう
と思ったからです。
何が言いたいかというと、どうせやってみるまでわからないからとりあえず働いてみるということです。
最低限の条件を考える必要はありますが、最終的には、「良さそう」で選びました。
「元々、海外就職をしようと思っていたか」と言われると答えは「NO」です。
僕の場合は、自分の条件に当てはまる就職先がたまたまフィリピンのセブ島でした。
しかし、日本では得られない経験を日々得られていますし、結果的には、良い判断だったと思っています。
理由一覧
ここで働くことを決めた理由が下記の6点です。
英語・プログラミングを活かしたい
アジアに関心がある
あったかいところが好き
スーツを着たくない
満員電車に乗りたくない
英語・プログラミングを活かしたい
せっかく留学で得た能力は、次に活かしたいと思い、この2つの能力を活かせる就職先を探しました。
ただし、英語に関しては、「活かせたら嬉しいけど、最悪活かせない就職先でもしょうがない」という気持ちでいました。エンジニアの現場経験を数年積んでから、次のステップとして海外就職ということもできますし、就職活動中の感触次第で、この辺りの条件は柔軟に変えていました。
アジアに関心がある
個人的にアジアとその将来性に関心があります。
先進国で、少子高齢社会の日本。発展途上で若い世代の多い、東南アジア諸国。この2つは上手く手を組めば、お互いにとって利益のある形で発展していけるのではないかというのが僕の考えで、将来そういうビジネスができたらと考えています。
上2つは、真っ当な理由で、ここから下の3つは馬鹿らしい理由に聞こえるかも知れません。だけど、僕にとっては上2つと同じくらい重視したい点でもありました。
あったかいところが好き
南の島に住んでみたいというぼんやりした夢が期せずして叶いました。
ラフな格好で過ごしたい自分にとっては、セブは最高の環境です。
現地の人たちは、口を揃えて「寒い方がまし」と言っていますがw
スーツを着たくない
スーツを着るのが嫌いです。たまに着るのは良いと思いますが、毎日着るのなんてごめんです。
Wantedlyで企業を検索していた時も、スーツ着用の企業は問答無用で排除でした。
ちなみに今は、半袖Tシャツ、半ズボン、スニーカーで出社してます。
ビーチサンダルでも誰も怒りません。
満員電車に乗りたくない
スーツと同じです。毎日職場に着く前から、疲れるのはごめんです。
もし日本で就職していたとしても、電車に乗らずに通える距離の場所に住むつもりでした。
ちなみにセブなら物価が安いので、毎日タクシーで出社できます。
-- ここまでが、今の勤務先を選んだ理由です。
下3つは、一見すると馬鹿らしく聞こえるかも知れませんが、毎日のことなので、ストレスなく仕事ができるというのは、とても大事だと思っています。
ストレスは、仕事から来るものだけで十分です。温度や服装、通勤のストレスは自分の選択次第で除外できます。
海外で働いて良かったこと
・その場所の文化・生活・人を知れる
・日本では会えない人と出会える
ありきたりなところで言うと、実際にその場所に住むことで、本当の文化や人を知ることができます。ありきたりなので割愛しますw
そしてもう一つが、
「海外で働く日本人と出会える」ということです。
外国に住んで、自分の価値観に刺激をくれるのは、フィリピンならフィリピン人からと思うかも知れませんが、実は、その場所に住む日本人からもたくさん刺激を受けられます。
なぜかというと、その人たちの中には、自分が将来なりたい姿に近い人が多いからです。
例えば僕は、「アジアで起業したい」と考えていますが、日本国内で、アジアで起業した人と出会うのは困難です。ところがセブには、同僚の知り合いだったり、友人の友人が社長をやっているということがざらにあります。勤め先のCEOも当然「アジアで起業した人」なわけです。
これは、留学の時も同じことを感じました。サンフランシスコという土地を選んで住んでいる人たちは、やはり、自分と似た志がある人や手本にしたいと思える人が比較的多かったです。
悪いこと
メリットと比べると大したことではありませんが、少しだけ悪い点についても触れておきます。
日本と比べると不便です。
Amazonで注文したら次の日に荷物が届くということもありませんし、修理を頼んだら、業者が来なくて、「また明日行くわ」ということもあります。
ただ、日本の当たり前がいかにありがたいことだったかという気づきになりますし、こっちの方が普通か、と割り切れます。
この環境に慣れれば、他の国でも生きていけそうと思え、自分がたくましくなったように感じます。
最後に
今、周りの人と違う道を歩もうとして「本当に大丈夫か?みんなと同じ無難な道を選んだ方が良いのでは?」と不安な人も多いと思います。
しかし、一歩踏み出してみると、そこには、自分と同じように多数派から抜け出して、そこに辿りついた人たちが大勢いることに気づきます。
実際僕の職場には、「海外で就職する」という日本における少数派の人だけが集まっています。
踏み出すまでは不安だと思いますが、その先には、自分の求めた刺激ある日々が待っていると思います。
過去の僕と同じような不安を持っている方の参考に少しでもなれば幸いです。
今後は、
・人生の節目の時に考えていたこと
・今、具体的にどんな仕事をしているか
・文系→プログラミングスクール卒の就職について
・日々の仕事の中での気づき
などについても書いていきたいと考えています。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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