メルカリで全自動麻雀卓を買うときの注意点とコツまとめ!!
麻雀打ちともなると、メルカリで全自動の麻雀卓を購入してみようと思うこともあるかと思います。
値段としては、安いもので5〜10万円程度。
相場が家庭用の新品が20万円〜(点数表示ありの場合)で考えると、かなり格安であると言えます。
とはいえ、50kg以上する電化製品で、またニッチなものであるがゆえ、注意すべき点もいくつかあります。
以下では、麻雀用品のレビューサイトを運営する筆者(たkる)が、メルカリで全自動卓を買おうという剛の者に向けて注意点を解説します。
※麻雀あまり知らない人へ。全自動麻雀卓とは、全自動で麻雀を打ちたい人に向けた時短ボドゲマシンみたいなやつです。ピッてやると自動で山が積まれて出てきたり、点数も自動でカウントしてくれたりします。進んでますね!雀荘にはなんと50年くらい前からあります!
メルカリというか、そもそも全自動麻雀卓を買う前に注意すべきこと
ただのテーブルじゃあないんだぜ。
サイズと重さを知ろう
具体的には、中に機械が入っているため重量が非常に重たいです。
どのくらいかというと、機種にもよるんですが、軽くとも45kgくらい。
大体50kg前後が多いです。
で、サイズも結構デカくて、最低でも70cm四方くらいはあります。業務用のものであると90cm四方くらいのものもあり、使わないときは結構邪魔です。
スペースの確保
そして、麻雀卓なので正方形なのもあって、端にも寄せづらいとかもあるので、スペースの確保は必須。
(折りたたみできるものもありますが、それでもそこそこは嵩張る)
椅子も含めると、大体225cm四方くらいが必要です。
このスペースが(一時的にでも)確保できないなら諦めましょう。
メンツの確保
麻雀打ちには釈迦に説法かと存じますが、全自動麻雀卓は素晴らしいアイテムです。
これがあれば、麻雀のゲーム時間を10-20%くらい短縮できますし、手積みならではの偏りもなくなります。
時間あたりの麻雀回数(効率)が良くなり、雀荘代も掛からなくなるため、これまでより麻雀をもっと楽しむことができます。
とはいえ、これらはメンツが自宅に確保できる場合に限ります。
意外にありがちなのが、「全自動卓を自宅に導入してみたものの、思ったより友達が家まで来てくれない」という落とし穴です。
普段雀荘で打っているという人は要注意です。なんだかんだで便の良い雀荘で打とう!となるリスクもあるので、自身でセットを主催する「集客力」などをあらかじめ確保しておくことが重要となります。
防音設備の確保
最近の全自動卓はそんなにうるさくはないのですが、マンションの一室で全自動麻雀卓(業務用)を動かすと、結構ジャラジャラします。
壁が薄い環境だと近隣の方からの苦情が来る恐れがあります。
でも実際には、声がうるせえ!!!と言われる確率の方が全然高いです。
なので、「麻雀中の音量(声量)」で騒いでも問題ない環境かどうか、を判断しましょう。
ちなみに手積みと比べると、全自動卓の方がジャラジャラかき混ぜる音が卓内部に吸収されるため、意外とうるさくないまであります。
メルカリで全自動麻雀卓を購入する際の注意点まとめ
以上を踏まえた上で、メルカリならではのポイントを解説します。
電源がつくことが保障されるかどうか
まず電化製品をやり取りする際のポイントですが、電源がつくかどうかは必ず確認が必要です。
安い買い物ではないので、個別でやり取りし、その点は必ず確認しましょう。
その他、既存のトラブル(電源が落ちる、点数がつかない、牌が詰まることがある)なども併せて確認を。
信頼できる事業者かどうか
あと実績の確認も必要です。
全自動麻雀卓は一般の配送業者だと「配送拒否」となることもあります。
理由としては、「重すぎて運送員の安全を確保できないため」みたいに言われていますが、実際は、ちょっと前に詐欺が横行したためです。
※壊れた卓を送って、「輸送中に壊れたじゃねえかどうしてくれる?」という因縁をつけた輩がいたそう。
なので、初めて送ります!みたいな人だと、「すみません、やっぱり送れませんでした!」となるリスクがあります。
※近場の人であれば車で運んでもらうなどもありかも。
送料込みか否か+距離
送料も普通に5,000円とか10,000円とかするレベルなので、ここは確認しましょう。
メルカリは基本的に送料込みが多いですが、送り主もよくわかっていない場合はチキって送料別にしているケースもあります。
基本的に近いほど送料は安くなるので近場の人で個別調整が最適です。
修理がつかないが大丈夫か
あとは買い手の側として、機械いじりがちょっと得意だと安心です。
中古で買ったものについてはサポートがつかないので、修理を受け付けてくれるところがあまりありません。
また、古い機種だとそもそもパーツがもうないとかもあるので注意しましょう。
壊れても少しなら自分で治せるという人か、あるいは壊れたら諦めるという人にはおすすめ。
(それは困る・・という人は無難に新品をかいましょう)
注意点はこんな感じです。
じゃあメルカリで買うならどの卓がおすすめなのか?
おすすめを紹介します。
アルティマ系20万円台
自動配牌のあるいわゆるアルティマ系の卓は20万円台なら相場かなと思います。
流通量も多いので、中古品でも有償で直してくれる業者が各地にあります。
ただ実はアモスアルティマはすでに部品提供を終了しているので、やがて直せなくなるリスクがあります。(最新のアモスレックス系は部品提供あり)
耐久性が高すぎるセンチュリー:18万円
業務用の卓は現在だとAMOS系が主流ですが、実はもう一社あって関西では鳳凰社のセンチュリーを入れている雀荘も多いんです。
このセンチュリーは素材に金属が多く、物理的にクソ重いのですが、その分耐久性はめっちゃ高いです。
20年とか保つようなやつなので、重くてもいいよという人にはおすすめ。
自動配牌はないのですが、中央に点数表示があったりします。
値段の相場は特になく、売り手の言い値のことが多い印象。
家庭用のAMOSJPやSLIMはどう?
ぶっちゃけ新品を買った方が良いです。
理由は元々が点数表示ありでも20万円、メルカリ価格も10万円台とかで、そんなに安くもならない上、サポートを受けられないデメリットが大きいため。
ちょっと前までは、ささき商事さんが公式でメルカリ部門あったので、それならありかなという感じだったのですが、今は無くなってますね。
買うなら業務用かなと思います。
雀豪とかはどう?
かなり古い卓ですが、なんだかんだ動くので悪くはないと思います。
ただ攪拌性とかでいうと、AMOS系とかセンチュリーの方が良いと思います。
アンティークに行きたい人にはおすすめ。
(個人的にデザインとかは好きです)
終わりに
以上が全自動麻雀卓をメルカリで買おうという時の注意点やコツなどでした。
新品で買う場合の話とかはサイトのほうに書いてるので、最新のAMOSREXX3とかを欲しい人はそちらをご覧ください。
(アモスレックス系とかはなんだかんだ買い手がつくのでメルカリに出ることがあまりない)
雀士なら卓は欲しくなる時もあると思うので、なんか困ったことあったら言ってください。(ミスると悲しいので)
終わり!
運営サイト↓
たkると申します。麻雀用品のサイトと書評サイト、そのほか色々とサイト運営をやっています。Noteではサイト運営とか麻雀のノウハウを書いていきます。よろしくお願いいたします。