小さくアパレルブランドをスタートするためのコストカット提案
個人や、小さなショップでオリジナルアパレルブランドを作りたい!!
小さくアパレルブランドを新規でスタートさせたい!!!
そんな時に最初の難関になるのは、デザインを突き詰めて、サンプルを作り、展示会や受注会をするまでのコストではないでしょうか。
そんな悩みを持っておられる方にコストカットした展示会をするための一つの案を提案させていただきます。
●個人や会社で、アパレルブランドを始めたいが、初期費用は抑えたい
●ショップにオリジナル商品を追加して、商品の厚みを増やしたい
●ブランド展示会や受注会の時間とコストを削減したい
展示会サンプルまでのハードル
通常の初回サンプルまで
まずはブランドの企画設定から、各デザインまでの詰め、仕様書の作成、そして1stサンプル依頼を行う。
1stサンプルまで
1・デザイン画
2・仕様書
3・生地・副資材(ボタン・ファスナー等)
4・縫製資材(糸・接着芯等)
5・パターン
6・縫製依頼
通常は、これだけの過程を製品数ごとに必要になってくるかと思います。
展示会サンプルまで(場合によっては2ndサンプルをすることも)
1・デザイン修正
2・仕様書修正
3・二次加工(刺繍・プリント・染・洗い加工等)デザイン → 刺繍データ・プリント型・染色指示
4・色数分の生地・副資材
5・色数分の縫製資材
6・修正パターン
7・色数分の縫製依頼
展示会サンプルまでは、かなりの時間と資材や縫製に関してもかなりのコストが必要になってきます。
3Dパターンシステムの導入で、コスト削減
サンプルの精度をアップさせてコストを落とす
最新の3Dパターンシステムでは、生地の素材感のデータの増加と、3Dボディの調整が容易となっていきています。実際のパターンを3Dイメージに反映させて、人体に対しての着圧感や、シルエットのイメージにも精度が上がっています。
また、プリント・刺繍位置も、人が着た状態でどのように見えるか?切り替え位置が、デザイン画に対して人が着た状態でどのようなパターンになるのかも分かります。配色イメージももちろん簡単に全身チェックができます。
定番的なデザインや、何度かサンプルを作成すると、1stサンプル不要の品番という進め方も可能になります。
展示会サンプルの作成色数は減らして、3Dイメージで提案
3Dイメージでの提案もできるので、展示会に実際に実物で置くサンプルを減らすことができます。一部の色は生地カットのみで、素材に対しての感触や色感を見ていただくような形式をとれるます。また、企画段階で迷っていた色に関しては、予備のカラー展開を3Dイメージで提案しておいて、受注数によって、生産するかどうかを決めてもいいのではないでしょうか。
展示会サンプル製作数を減らすことで、結果として本生産のコストを減らし、上代も抑えることも可能になります。
工場に対しても、負担を軽減できるシステム
本生産の合間に、1stサンプルや展示会サンプルを作成することは、裁断・糸の交換・生地によってのミシン調整・・・・工場にとってはかなりの負担となり、人員が不足している工場には、本生産をストップしないといけないこともあるため、かなりの負担となります。
これまでの展示会までの流れでは、大きなロットの品番でも小ロットでも手間は同じでした。苦心してできた展示会サンプルに、数が付かずに、コストのみ大きく掛かって、 原価率をクリアできずに負担が大きくなってしまうことがありました。
サンプルの精度を上げて、サンプル数も減らすことができれば、工場にとっても大きなメリットになります。
小ロットの場合コスト
小ロットの場合は、生産までのコスト負担が大きくなります。
コスト計算
● 1stサンプルと展示会サンプルの費用
● 小ロットの場合は工賃のチャージUPの可能性
● プリント・刺繍の費用のチャージUP
見積もりに関しては、コストの積み上げ方式ではなく、昨今は上代から原価率を先に計算することが多いですが、掛かったコストに対してはどこかで帳尻を合わせないといけないですよね。
サンプルのコストを抑えて展示会や受注会をすることで、小ロットでもアパレルさんにもメーカーにも工場にも負担が減り、そして巡り巡って消費者に適正価格で製品を販売できる可能性を高めることができるのではないでしょうか。
大きなブランドでは、すでにお客様が多いと思いますので、なかなか導入が難しいかもしれません。
新規ブランドや、新たにアパレルに参入したい方の方が、導入しやすいと思います。
3Dデザイン・パターンシステムは真新しいものではありませんが、導入はこれまではスポーツ系に偏っていました。システムが改良され、生地の風合い表現に関しても精度が上がってきています。
3Dデザイン・パターンシステムでのアパレル製品生産に関しては、お気軽にお問合せ下さい。
また、もっと詳しい資料は、追って作成予定です。