【猫】気圧低下は腎不全に悪影響
天気でダルくなるのは気象病!
天気が良くないと人間もイマイチ気分が乗らないもの。しかしながら、ひどい頭痛や吐き気がしたり、めまいがしたりというかなりやっかいな症状がでちゃったりするのを、「気象病」や「天気痛」というそうで、昨今、研究が進んでいるそうです。
私の場合、一番ツライのは、季節の変わり目になると親知らずが痛むことです。歯医者に行かねばと思うのですが、しばらくすると痛みも歯茎の腫れも引いてしまうのでそのままになってしまってます。以前にレントゲンを撮った時には私の親知らずは縦に生えておらず、手前に向けて生えてるようなので、抜歯も結構面倒なようなのです。行きたくないな…他にも、湿気が多い日なんかは肩とか膝とか、昔にケガをしたところが痛くなる、いわゆる「古傷が痛む」ってこともあります。
猫にも気象病がある
猫も天気が悪いと寝てばかり…というのは、天気が悪いと「狩りができないから休む」という習性なんだそうです。我が家の猫などは晴れてても狩りをしているところを見たことありませんし、多くの家猫も同じく狩りなんてしたことはあまり無いでしょうけど、上記のサイトによれば、
狩りができないため、起きて空腹を我慢するのは精神的に辛いです。そこで雨の日や台風の日は寝て過ごすことで空腹感をやり過ごします。
ということなので、ひょっとすると天気が悪いとゴハンの量は少ないかもしれません。
しかし、上記のサイトでは猫などの動物も気象病にかかると説明していますし、東京都のモノカ動物病院さんも、「気圧の変化によって体調を崩して来院するペットが増える」として、気象病について言及しておられます。
飼い主の経験値としても、やっぱり天候と体調の良しあしは相関があると思います。ゲローっとするのは天気が悪い日が多いです。特に歳をとってからは。
気圧変化の嵐が近い…!
昨夜、輸液をしようと次男猫を抱っこしたところ、寝床がぐっしょり。爆睡中にオネショをしてしまったようです…本猫的にはオシッコをしてしまったという自覚は無かったようで、「え?ナニナニ?」という反応でしたが、ちょっと漏れちゃった感じではなく、量もしっかり出てました。よほど寝床が気持ち良かったのかな…
私がスマホに入れている頭痛ーるというアプリが、今週の気圧の変化についてアラートを出していたので、ちょっと注意はしていたのですが、思ったよりも早く反応してしまいました。
年末も気圧の嵐のせいか、粗相が連続してしまったことがありますが、その後のお正月期間は全く問題無かったため、体調不良というよりは、気圧の変化によってやらかしてしまうことが多いようです。
気圧が下がると血圧が上がる
どうも動物というものは、気圧が下がると血圧が上がるんだそうで、特に高血圧持ちの場合はそれが顕著になるようです。寒いと交感神経の働きによって血圧が上がりますが、気圧の低下を受けてさらに交感神経が活発にあり、さらに血圧が上がってしまいます。
ただでさえ、腎不全になると高血圧になっていますので、腎不全の猫としては寒くて気圧が下がった状況だとかなりの高血圧状態になっていることは間違いありません。
高血圧は血管や心臓等の循環器系の臓器に負荷をかけるため、突然死のリスクが高いことばかりに目が行きますが、腎臓の血管にも高圧の血流が行くため、血液の濾過が出来ずに腎不全の状態を悪化させてしまうという面もあります。腎不全の猫には避けたいところ…
むしろ、オシッコがジョーっと出ているだけ、良しとしなければならないかもしれません。
ストレス因子を減らしましょう
天気を良くしたり、気圧を下げたりすることは猫はもちろん、人間にも出来ません。
しかしながら、「気圧が下がる」ということが分かっていれば、いつもより暖かくしてあげるとか、飲み水をお湯にしてあげるとか、テレビの音を小さくしてあげるとか、身体の水分の巡りを良くしてあげるためにいつもより長くマッサージをしてあげるなど、人間が猫にしてあげられる打ち手はあると思います。
本猫は痛いとか気分が悪いなどと申告してくれませんが、恐らくは頭痛や耳鳴りもあるんじゃないかなあ。我が家の次男猫も昨夜はジョジョーっとやってしまいましたが、本猫的には不本意だったはず。
下僕としても昨夜のことは大いに反省し、マッサージ時間を増やしています。マッサージで血流が良くなり、かつリラックスすれば血圧も下がるはず…。ただ、鳴けばマッサージしてもらえると学習したようで、昨夜からよく呼ばれます。
耳の後ろや顎をマッサージされてご満悦です!
なにより、血圧が高い状態が続くと高齢猫だと突然死のリスクも上がりますし、腎不全も悪化させてしまうので、副交感神経が優位になるようなことをやってあげるしか手がありません。ここ数日、気圧が不安定な時は、のんびり心地よく過ごしてもらうように努力します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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