不要不急の移動のプロが不要不急の移動を封じられてしまった話

新型コロナで自粛自粛の日々でしたが、ここ最近それが少しずつ解除されていることで、徐々に緩められてきています。
私、何を隠そう「不要不急の移動のプロ」ですからこの3ヶ月ほどは非常に辛かったです。

※不要不急の移動のプロ・・・「今どこ?」「ん?広島」のような会話がよく行われるくらい、節操なくあちこち行く人のこと。以下は一例。
・新大阪駅に来てから「どこに行こうか」サイコロで目的地を決める
・当日のお昼前にホテルの空室があったから予約し、そのまま新大阪駅から新幹線とか乗り継いで夜には別府に着いてた
・その別府の写真を友人に見せたら「行きたい」と言い出したので、3週間後に再び別府に行っちゃう
・その旅の待ち合わせで新大阪~新神戸の移動で新幹線使っちゃう
・大阪~京都の移動で新幹線を使っちゃう
・東京~大阪の移動に新幹線ではなく昼行高速バスと近鉄特急を使う(名古屋乗り継ぎ)
・讃岐うどん食べたいと思って香川に行っちゃう
・食べ終わったあと、温泉に入りたいと思い、高松から松山に行っちゃう
・そして松山に着いたら大阪に帰るバスが無い時間とわかり、道後温泉に泊まっちゃう
・翌日、松山から真っすぐに帰らず、広島を経由して、結果的に瀬戸内海をほぼぐるっと回った

・・など、人からすれば「はぁ!?」みたいな旅行もしくは移動を平然とやる私のこと。

とはいえ、すぐに「よぉーし、不要不急の移動しちゃうぞ」ともなれないので、今はまだ我慢しています。移動するとしても大阪の隣県くらいでしょうね、当面は。
でも隣県と言っても兵庫県・京都府は日本海側まであるし、和歌山県は太平洋側、奈良県も十津川とかかなり移動はできてしまうなぁ・・。

この「不要不急の移動」。コロナの感染拡大とともに何度となく聞いたこの言葉。
不要不急の定義が人によって異なるのは仕方がないなと思うわけです。
だって「友人や家族と会うための移動」一つとっても「パンケーキ食べに行く」のも「亡くなった友人・親族の弔い」もどれも「友人や家族と会うための移動」なんだもの。
屁理屈に見えますが、どっちも大事な移動なんですよね。
だから「不要不急の移動」なんて、存在しないのでは?と。どの移動にも目的があるんだもの。

さっきの例に上げた移動の目的は「やってみたい」「行ってみたい」好奇心からくるものです。その結果、素晴らしい建築物や町並みや風景、おいしい食べ物、お酒などと出会えるんだもの。そこに不要不急なんてない、ってやっぱり思うんですよね。そりゃ封じられないよ、そう簡単には。

でも不要不急の移動を止めることで一人、二人、数百人がコロナにかからない、特効薬やワクチンが開発中である伝染病の運び屋にならないということであれば、致し方ないなとも思います。本当に効果があるのか、まだはっきりと分かりません。感染者数の推移だけ見ると効果はあるのかなと思いますが、本当にそれだけなのかがわかんない。それでも、自分が加害者、ないし被害者にならないためならば、不要不急の移動は我慢するしか無いです。

コロナを感染拡大させないというルールが追加されましたが、いずれ時が来たら「不要不急の移動のプロ」は動きますよ。
今は来たるべき不要不急の移動のために、Googleストリートビューとか地図での下見、当日移動できる乗り物の情報集め、行き先を決める方法探しなどを進めているところです。
とりあえず特別給付金の10万円で、まずは飛行機乗って東北とか北海道かなぁ・・。

不要不急の移動のプロの活躍にご期待くださいw

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