参議院選挙、誰に入れた?の話
久々の長文でnoteを使うことになりました。
参議院選挙が行われて、投開票が始まってる・・はずです。
これを書いているのは7/9の朝。前日です。
まぁニュースは昨日の安倍元総理が銃撃されて亡くなられた事件ばかり。
そりゃそうだ。
あれだけ長期政権を率いて、日本を動かした。功罪あるとは思うけども、数十年後の教科書にのるような政治家だと思います。
その政治家が、日本で起きることなんて殆どなかった、銃撃で亡くなるだなんて。
銃で政治家が襲われる事件なんて、海の向こうの話だと思っていた。
でも今は違うんだと考えさせられた事件になってしまいました。
ただこの事件を弔い合戦だ!と盛り上がることは、さすがに無いとは思うけど、もしあるとしたらそれは違和感しか無い。
そうやって盛り上げるのは政治家たちだけ。あんたらだけで盛り上がってなさいよと。
少なくとも僕はそれはそれ、これはこれだと思い、冷静に投票行動をしていきます。
さて、タイトルの「参議院選挙、誰に入れた?」。
この事件があっても結局投票する先は変わりませんでした。
僕が住む大阪は全国でも珍しく、与党も野党もことごとく弱い。
なぜなら「与党はだらしないけど、野党はもっとだらしない」の受け皿として維新がいるんです。
維新もまた功罪あるんですが、正直な話、僕も「与党はだらしないし野党はもっとだらしない」と感じてるので、維新くらいしか無いんですよね・・。
もっとも、その維新もだらしないなと思うことが増えてきてるんですが、まぁ既存政党に対するものよりはまだまだ。
正直、大阪に住むと維新と反維新の2つにクッキリと分かれてしまいます。
それはやはり大阪都構想の住民投票からくる遺恨でしょうね。
一つの大きな議題に対して選択する投票というものは、どうしたって二分してしまうのです。
そして「ノーサイドだ」と言ったとしても、なにかあるたびに「ほらみたことか」とお互いの揚げ足を取り合い、それにまた噛みついて・・みたいなことが大阪では起きてます。
だからなのか、日常会話で政治の話をしなくなった人も増えました。僕も会話ではあんまりしないし、Twitterでもあんまり政治のことを言わなくなりました。
本来ならば、政治の話とかはもっとした方がいいとは思うのですが、いかんせん「めんどくせー人」が絡んでくることが多いので、やめちゃいました。
だって政治の話なんて一切していない、新今宮の星野リゾートが開業近いねー、泊まってみたいなー、みたいな話題のつぶやきをしたら「維新のおかげです」みたいなのがくるんですよ?
そりゃ大阪のことつぶやきたくなくなるわ・・。
とはいえ、コロナ禍での大阪市長・府知事の活躍(迷走?)も見てきているし、国会での活躍も見ているので、結果的に維新の候補者に投票することにしました。
さて比例。
実はこれが難しい。
まず維新に入れない。なぜなら「小選挙区でどうせ取るんでしょ?」となってるから。正直言いますがここ最近の選挙では比例には維新に対して投票していません。
ではどこか、となったときに「オタクだったらこの人でしょ!」的な人が立候補されましたね。
そう、レッド松さんこと赤松健さん。
まぁ高校生の頃からラブひなもネギま!も読んでましたよ、えぇ。
だからこそ「え、立候補するの・・」と戸惑いました。
その最大の理由が「自民党から立候補した」こと。
赤松さんは表現の自由とかオタクにとって変わってほしくないことを公約に挙げています。
でもね、思うわけです。
「それ以外の政策は自民党に従うわけですよね?」って。
これ、選挙前に色んな人が「赤松さんに入れることは自民党を支持しているわけではないんですよ!」ってTwitterとかで見るんですが、それは違うでしょと。明らかに自民党支持の表明です。デタラメ言うんじゃないよと。
自民党を支持しているわけではないのであれば、なんで自民じゃない政党から出なかったんですかと。
結局のところ全国の比例から出ようと思ったら、大きな政党に入るしか無いわけで、その政党が自民党であったと。そういう戦略が見えたのでだいぶ白けてしまいました。
同じことが元タレント議員候補にも言えるわけで、なんだ客寄せパンダじゃんと。パンダは神戸の山奥に帰れ!(こみっくパーティーの名言)
表現の自由についてはいろいろと思うこともあるし、今の無法地帯のような状態に対してある程度の制限は必要じゃない?というスタンスなので、そのあたりはまぁおいおいということで。
そしてTwitter上ではもう一つ、オタクにまつわる話題がありますね。
インボイス制度。特に個人事業主への対応が非常に厳しいというもの。
うちの会社も中小零細企業なので、結構問題になってくるものなんですが、個人事業主はもっと大変。で、マンガ家さんや声優さんなど、アニメや漫画にまつわる人たちが制度変更に対して反対を叫んでいるわけです。
ちなみにこのインボイス制度が成立したのは2016年の税制改正の時です。
これもね僕から言わせてもらえれば「なんで始まる1年前になってギャーギャー言ってるの?」と。本来であれば去年の衆議院選挙のときにもっと言うべきだったと思うのですが、なんで今なんでしょうね。
今更になって「こういう問題があるんですよ」と言われてもな・・と、これも僕は白けてしまったんですよね。
もちろんインボイス制度は現状のままでは問題があるとは思います。事業者への負担が増えることは必至です。そうまでして消費税取りたいか?って思いますよ。
ただ、僕はシステム開発をしてるもんですから「これを効率よく、簡単にできる仕組みってないかなぁ」ってなっちゃうんですよね。職業病ですかね?
正直、非常に理不尽な課題だけど、それに対して対策を考えてみるということをしたんでしょうか?(うちの会社、税制改正のたびにどこどこのシステムはどう変えるべきかなって考えてるもの・・)
と、言うことで比例代表は誰に入れるか。
とりあえず個人名を入れるのはやめて、政党として国民民主党を書くことにしました。
正直、小選挙区も国民民主に入れようかなと思ったんですけどね・・。
若い人じゃなかったから却下しました。
インボイス反対を党として公約としてあげている野党の中で「最もマシ」です。なんせあれだけ頭の中お花畑・・曲者だらけの野党の中で、維新と手を組もうと思えば組めるところ。政策もさることながら、党首の玉木さんはわりと好きですよ。節電要請が出たときに「節電より発電でしょ」を言った人。結構好感もてました。
なんにせよ貴重な1票。これを棄権するにはもったいない。
選挙、行こうね。
・・ってこの記事を投開票後にしかアップできない歯がゆさよ。
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