突然、隣人が孤独死したと聞いて・・
とある日曜日の午前中。
ニチアサ、アイドルマスターミリオンライブを見終わって(ニチアサフルコース)、いつものように安住紳一郎の日曜天国を聞いていたときに、来客が。
誰だろうと思ってたらなんと兵庫県警の警察官。
出てみると、いきなり言われた一言。
「実は隣の人が亡くなられてまして」
ニチアサ見てるときくらいから、なんだか隣周りが騒がしいなと思ってたんだけど、嫌な予感というものは的中するものである。
最初は救急車とレスキュー隊が来たものの、わりとあっさりと帰っていき(この時点で嫌な予感がした)、それと入れ替わりに警察が来てて。
その後、玄関先で軽い事情聴取。
とはいえ、引っ越して1年しか経ってないし、平日の日中はほとんど家にいない、そして隣の人と会ったことがほぼないので、情報提供とまではいかなかった。
ただ数週間前から新聞がたまり始めてたということだけは伝えた。
一通り事情聴取が終わると電話番号とか名前を伝えてほしいとのことで、伝えた。
その後に一言。
「まぁおそらくなにもないと思いますが、なにかありましたら連絡しますね」
・・これってつまり、もし自然死じゃなかったら容疑者ってこと??なんだか物騒だな・・。
事情聴取が終わってからもしばらく隣の部屋から人が出たり入ったりを繰り返し、昼過ぎくらいには静かになった。
とりあえず両親にも伝えておこうと思い、LINEすると母親からは「気持ち悪いから早く引っ越せ」とメッセージ。
まぁそういう反応するか。
ってか、引っ越してきてまだ1年しか経ってないからってことで、とりあえず返事。
友人にも連絡してみたところ、一言目で帰ってきた言葉に僕はハッとさせられた。
「せめて苦しまずに逝って下さってたら」
おそらくその友人の職業柄、そういう場面が度々起こるのだろう。
そこまで気が回らなかったことを猛省。
正直、孤独死ってよくあることだって漠然に思っていたけど、そこまで身近ではないと思ってた。
前に住んでいた浪速区恵美須町ではまぁまぁ起きていて、それもどこか慣れではないけども、そういうもんだと思ってた。
でもいざ自分の家の隣りに住んでる人が孤独死で見つかるという事が起きると、慌ててしまうし、悲しい。会ったことほとんどなかったけど悲しい。
孤独死が悲しいって思うのは、寂しいの延長線だからなんだと思う。勝手かもしれないけども。
人とのつながりが少しでもあれば、もう少し早く見つけることができたかもしれないという、周りの悔しさだけが残ってしまい、余計に悲しくなってしまう。
これから少子高齢化だとか独身が増えたりだとかで孤独死は確実に増えてくる。
自分だっていつそうなるか分からない。そう思いながら、いろいろと気をつけたり、人とのつながりを失くさないようにしようと強く思ったのでした。
一人ぼっちはさみしいもんな・・。
なお、お隣の部屋は1週間後にはすべてのものが搬出され、1ヶ月後には新たな入居者を募るためのリノベーション工事が始まりました。
こうやって何もなく次の入居者を募るのは、まぁマンションとしては当然なんだろうけど、果たして次に入る人はどんな人なんだろうか。
そこで人が亡くなっているという事実を気にする人なのか気にしない人なのか。
たぶん気にしないであろう外国の人が住むんだろうなぁ・・。
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