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私の備忘録

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独学我流で写真を学んでいる私の立場から必読の記事を掲載させていただきます。
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#自分

同じ景色が日によって違う〜棘のないバラ

同じ睡蓮を見て描いたのだろう。 にもかかわらず、ある時は緑で、ある時は白になり、ある時は透明で、またある時は真っ赤になる。ある時は、ぼんやりしており、ある時は輪郭がはっきりしている。 もちろん、折々の美しさがあることも理由の一つだろう。しかし、そればかりではないだろうと思う。同じ景色から放たれる熱が異なるのだから。きっと描いた人の心が今日と明日で違うのではないか。 …………… 日によって物事への感じ方が変わる思いはよく分かる。 例えば、noteでマガジン登録をしてもらった時に

詩ことばの森(97)「石の心」

石の心 石を見ていたら 誰かの声が聞こえた 振り返ると そこには誰もいない 僕の目の前には 石が置かれているだけ 立派な石だなあと思いながら 石にも心があって 何かを語りかけている そんな気がしたのだ 僕のいたたまれぬような 浮足立つ気持ちを 石はすっかり 見抜いているのかもしれない 僕はしばらく石を見つめていた あやかることはできぬまでも 少しは強い自分になりたいものだ 僕はそっと石の上に手をおいた (森雪拾)

自分の弱さを見つめ、受け入れる

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。 紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。 自分が違うと思ったことにはNOと言えるようになりました。 60歳を超えてやっとのこと。 それでも、NOと言ったあとに怖がられたかな?嫌われたかな?という一抹の不安がかならずやってくるのです。 流行り病の間、一人でいることが増えて、自分で工夫して楽しむことができるようになったのに、やはり世間を覗いてちょっぴり不安になる。 これは直すことのできない私の弱さかなと感じています。つ

言葉の力

 目上の人から親しく言葉をかけてもらうということは本当に嬉しいものである。それが労いの言葉であったり励ましの言葉であったりする場合はなおさらである。そして、敬愛の念は一気に加速し、この人のためには何はさておき役に立ちたいという思いが全身に広がり、「身命を惜まぬものなり。」といった献身的な行動をも厭わないことになっていく。  「大将は人に言葉をよくかけよ。」と言っているように、リーダーたる者、グループの構成員一人一人に日頃から心を配り、きっかけを見つけてはこまめに言葉をかける

生きる喜び

 人は自己の存在に意義を感じ、充実感に満たされているとき、幸福を実感する。「生きがい」を感じる瞬間でもある。  自分の持ち味、能力が存分に発揮され、それが周囲に十分に評価されることによって「生きがい」は生まれるものならば、打ち込んで悔いの残らない道をまず選ぶことである。  またたく間に過ぎ去ってしまう人生の、限りある命を燃焼しきることこそ生きた証でもある。  常朝は、ともすれば若者が好きなことだけして、自分の意に添わないことには一切振り向かないという浮薄な考えでこの言葉

愚直な生き方

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。 紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。 今日からワールドカップバスケット男子の大会が始まります。 初戦はドイツと今夜19時からです。日テレ系列、バスケットライブ、DAZNで観戦できます。 私はバスケットライブ。 DAZNは高いし、テレビにはコマーシャルが入るので、苦手。 興味のある方はぜひ応援してください。 はっきり言って相手はかなりの格上。みなさんの応援は必須です。 さて、今日の本題。 愚直という言葉 最近では

人と同じって幸せかなぁ?

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。 紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。 ミニチュア制作販売という個人でやる仕事を始めてから、人とどう違うといいのか?自分の魅力をどう見せるかをずっと考えてきました。 結果、人とは違う感覚や思考の方向を持つようになりました。 変人認定されてると思います(笑) なぜ、日本では人と同じであろうとするのでしょうか? 目立つといじめられるから? 自分の意見を持つ力がないから? はやり病の時の同調圧力というのが大嫌いでし