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私の備忘録

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独学我流で写真を学んでいる私の立場から必読の記事を掲載させていただきます。
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2024年12月の記事一覧

音楽と共に

今年はたくさんの音楽に触れた一年でした。 私は残念ながら何の楽器も弾けませんが、もし大人になって習う楽器が有るとしたら、そしてもし日本に住んでいたら...習っていたかも知れないと思う楽器があります。 それは三味線、それも津軽三味線。 関西で生まれ育った私が岩手にある看護短大に進学したきっかけは津軽三味線の音色でした。 高校生活も終わりのころ、たまたま付けていたテレビで盲目の少年が弾く津軽三味線のドキュメンタリーをやっていました。 高校卒業後、家を出るつもりでしたがなるべく遠く

白州正子の『隠れ里』を訪ねて(1)

平泉寺白山神社❪1❫ 北野武男さま、 ご迷惑をかけます。順不同の上手くない写真を投稿します。 著者・白州正子の『隠れ里』を旅するプランを友人達と実行していた時期がありました。 その時の写真をPC保存から、 pick  upしました。 鯖街道を走って、走って「今日、夜迄に着くの?」と話しながら走った記憶があります。 真夏でしたが、苔の緑が美しく大変印象に残っております。 とても、美しい庭でした。若き日の楽しい思い出です。 宜しかったら、私の、写真を見てくださいませ

故郷を失うということ、無常の寂しさ美しさのこと

図書館で「故郷」というタイトルの写真集を借りた。写真が撮られたのは1980年頃。ダム建設により消滅することが決まった岐阜県徳山村の記録だ。撮影をしたのは村で民宿を営んでいた増山たづ子さん。 レンズに写っているのは村の春夏秋冬。山、川、耕された土地、道、友達の木、そして村人たちである。日常風景の多くは畑しごとだったり、日用品の道具や保存食をつくっている様子だ。過酷で苦しいイメージが先行する農村での労働が、楽しそうに行われていたことに驚かされる。 撮影者が親しい村の人間だから

「七歳までは神のうち」と胎内記憶(前)

【スキ御礼】選評*父は富士母は相模野七五三 七五三の由来の話になると、「七歳までは神のうち」という言い方がよく出てきます。 これは、数え年で7歳未満の子供は神に属する存在であり、わがままや非礼があっても責任は問われないということ、と説明されています。  古来からの諺のようですが、その由来は昭和になってからのもので、1914年に柳田国男が著した『神に代りて来る』で、7歳になるまでは子供は神様であると謂っている地方がある、と述べられていて、そこから「七つ前は神の内」ということが

20241211。水曜日。七里の桜。朝は晴れ(伐採監視中)。

掲載*一炊の夢と崩れて霜柱

岡田 耕 掲載図書:『現代俳句表現活用辞典』水庭 進 編  東京堂出版 2008年12月5日 三版発行 (岡田 耕) 【スキ御礼】掲載*立冬や波紋の外へ鯉逃げる

私は私らしく生きていく

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。 紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。 今年はなんだかぼんやりと過ごしてしまいました。 干支も、お客様から聞かれて作り出す始末。 今までの私には考えられないことでした。 いつも緊張して、次のことを考えて暮らしていた私。 今年も夏までは稲作のことなど考えて、前を見つめていました。 ところが、、、 この夏の暑さにやられてしまい、一日無事に過ごせたらそれでいいと自分をほめるくらいつらい思いで過ごしました。 一つの転換

20241203。火曜日。七里の桜。朝は晴れ(伐採監視中)。