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私の備忘録

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独学我流で写真を学んでいる私の立場から必読の記事を掲載させていただきます。
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2024年10月の記事一覧

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行基菩薩

共鳴*能面の泣くも笑ふも秋思かな

☆能面作りは「彫り」と「塗り」。「塗り」は能面の化粧だそうです。  能面師 麻生りり子さんの記事です。 (岡田 耕)

同じ景色が日によって違う〜棘のないバラ

同じ睡蓮を見て描いたのだろう。 にもかかわらず、ある時は緑で、ある時は白になり、ある時は透明で、またある時は真っ赤になる。ある時は、ぼんやりしており、ある時は輪郭がはっきりしている。 もちろん、折々の美しさがあることも理由の一つだろう。しかし、そればかりではないだろうと思う。同じ景色から放たれる熱が異なるのだから。きっと描いた人の心が今日と明日で違うのではないか。 …………… 日によって物事への感じ方が変わる思いはよく分かる。 例えば、noteでマガジン登録をしてもらった時に

詩ことばの森(240)「ふるさとの山」

ふるさとの山 ふるさとの山を眺めて 変わらぬ山容に 懐かしさを感じ いくつもの人々の 姿を思い浮かべる すべては変わりゆくもの わたしも友も   まして暮らしも 十年ひと昔   さらに二十年三十年と 知る人の誰もいない町を歩いている いったい誰が   空白のような月日の穴を 埋めることができるのか 僕は一人故郷の駅を降りて ふるさとの山を臨んでいる 小さく愚かな僕を ふるさとの山だけが迎えてくれるのだ (森雪拾)

シンプルイズベスト