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台所の窓から外を眺めると、少し離れて山が見えます。 どっしりと動かない木もあれば、大きく揺らぐ竹もあります。 山すそから、もやが立ち込めてきます。 空高くトビがゆっくり旋回しています。 このような様子を何も考えず、ただぼんやりと眺めている。 何も足すことなく、引くこともなく、「これで十分だ。」と満ち足りてくる。 いや、このような言葉もいらないで、ただそこに居る。 そこに落ち着いて居る。これが坐禅の世界です。 あなたはどう感じられますか。