10/5 授業再開
経済学のセミナー
こんにちは。今日は授業が再開し、実質3日目を迎えました。UCLにもイギリス生活にもだいぶ慣れてきてこれからいよいよ正規生として、勉学に励む決心がついたところでもございます。今日はUCLの授業の制度についてお話したいなと思います。授業には二つの種類があります。一つはレクチャーといって教授による講義、もう一つはセミナーと言って生徒同士で議論をする授業です。この二つの違いは明らかで受動的であるか能動的であるかです。大体、週初めにレクチャーがありその内容を元に課題などが出てセミナーで意見交流をするのですが、セミナーは結構、白熱しています。生徒数も大講義とは違い少人数制なので誰もが簡単に発言できるようになっています、というか当てられます、喋っていなかったら。僕はこれを公開処刑と呼んでいます。今日、初めての経済学のセミナーを体験したのですが、皆の闘志が静かに燃えているのが一目瞭然でした。ことの発端は月曜日(10/2)の経済学のレクチャーで教授がセミナーで頑張っている子やしっかり発言している子はモルガン・スタンレーやバークレーズといった名だたる企業にインターンさせてもらえると言ったことです。僕もこれには驚きました。まさかモルガン・スタンレーでインターンする生徒を選ぶ権利を保有しているなんてどういうコネでしょうか。だからこそ、今日、皆が積極的に発言をしていました。僕は一回も発言できずに終わってしまったので次こそはしっかり自分の意を唱えることができるよう前準備をしていきたいです。ですが、やはり言語の壁は高く硬いですね。なかなか強固な物です。イギリス人やインド人さらには中国人が多く、みんな英語が流暢なので、僕はまだまだ未熟なのだなとひしひしと感じさせられます。明日は政治と文学のセミナーがあるので最低一回はずつは発言して日本人の威厳を見せつけたいと思います。頑張りますので応援よろしくお願いします。