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28歳の誕生日に甦る父との思い出
皆さんこんばんは。
愛の為に生きる漢、稲野です。
本日28歳になりました。28年前の今日、俺はこの世に生を受けた。無力で世話ばかりかける赤ん坊の俺を、両親は受け入れ、その存在を心から喜んでくれた日。
あの瞬間にどれだけ大きく深い愛情に包まれていたか、子どもができた今になってようやく分かる気がする。反抗期にはボコボコに殴られたこともあったけど、年月が経ち、それも全て愛情だったんだと今になって思う。
昨日、病室で亡くなった親父の手を握った時に甦ってきた記憶がある。
11歳の誕生日の時、家族で行った神戸ルミナリエの話だ。親父は俺が迷子にならないよう、ずっと俺の小さな手を握ってくれていた。建築士の親父の手は大きくて、少しゴツゴツしていて、それでいて温かかった。
昨日、十数年ぶりに握った親父の手は、冷たくて、痩せて、俺の手と同じくらいの大きさになっていた。でも、不思議とあの時感じたぬくもりや感触、そして光景を思い出すことができた。
今の俺がいるのは、あなたが注いでくれた愛があったからだ。向こうでも安心してもらえるように、今度は俺が母さんや妹達を支えていくよ。
それが俺にできる、親父への最大の恩返しだと思うから。
本当にありがとう🎂❤️