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マルチクリエーターでもやろうかな。
先日、三年間通った水彩画教室を退会した。
石の上にも三年と考えてがんばったのだが、自分の思うほど上達しなかったのと、禅寺の修行も三年、高校の学習期間も三年と、潮時にしても良い頃合いだと思ったのだった。疲れもあったし、夏バテもあった。
それから時間も経ち、夏バテも治り調子も回復してきたが、「さて、これから何をしようか?」と思案中なのであった。
noteのエッセイは一度退会して再入会してからは200回は投稿しているから、これは問題はない。
四ヶ月前に始めた俳句も、ネットの俳句の公募で入選が4回、佳作2回、特選が一回と、思ったよりもかなり調子がいい。初心者としては上出来だ。ということでエッセイと俳句という文芸を僕のクリエーションのメインに据えたい。
問題は、心の病で療養中なので、日々の時間は結構余る。エッセイと俳句だけでは時間を持て余すのだ。
それで、今まで習いに行っていた絵画制作を続けるか、あるいは高校時代に得意だった数学で数学検定準一級取得を目指すか、何週間も迷った。(正直、今も迷っている)
ところがである。我が心の師匠である俳人の正岡子規の取り組んでいたジャンルが俳句と随筆と水彩画なのだった(短歌は除く)。ということで、下手くそでもいいから正岡子規のマネごとをして今後の人生を送るのもいいかなと思うのである、アラフィフになると。光陰矢の如し、迷っている場合ではない。
絵画もそれなりにしか描けないのは悩ましいところだが、数学検定に数年時間を割くと、確実に絵画のテクニックは落ちるし、今まで費やした三年間という時間ももったいない。
努力をして成果を出し、それを記録に残したいというのが心の病の患者である自分の方針であるのだが、そればかりが人生でもないと思うし、俳句の特選で名前を記録に残すという悲願はいちおう叶ったので、絵画制作の結果は未知数といえ、楽しみとして続けるのが妥当だと思う。
俳句も始めて4ヶ月なのだが、俳人長谷川櫂先生の「ネット投句」で年間賞(秋)の候補に選ばれた。年間賞→次点→佳作→候補という順番に並ぶが、特選に選ばれた句のうち、長谷川先生のお眼鏡に叶った句しか候補作にならないので、これは自分にとって快挙と言っていい。
二兎追うものは一兎も得ずというが、三兎追う気でいたりする。それでも欲張りだと思うので、メインは俳句とエッセイの文芸にして、絵画制作はコンテスト応募を目指すのと日々の楽しみを兼ねてリラックスして続けたい。
俳句は来年は俳句結社の「古志」に入会する気でいるから、コテンパンに言われないかが怖くもあるが。(汗)
長谷川櫂選「ネット投句」年間賞(秋)
候補作
踏み折りて気づく悲しみ花畠
山本葉舟
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