モリカの好きな子に会ってきたよ、お家に戻ってきて描いてみた!
モリカが言った。
「この子がボクの…..」と言いかけたら、
その子がいきなり「わたくし、〇〇〇〇です。よろしく、アミって呼んでくださいね」って。
確かに似てるわ、上戸 綾さんと。
あわてて「私、なぎさです。モリカさんとはバイトが一緒で……」と言いかけたら、
アミは「知ってる、知ってる、聞いたわ。あなたフシギな子よね」と。
モリカは、この子にどこまで話したんだ、とムッてきたけど、
顔、晴れにしてニコニコをお返したなぎさ。
モリカは好きな子って言ってたけど、二人は恋人って感じムンムンしてた。
モリカはどうみても可憐な少女、ただ口にするのは「ボク」なんだけど、
アミは、どっちかっていうと、パンツ姿でボーイッシュな男の子風。
でも、「わたくし」だなんて自分のこと言う、
モリカとアミの一人称が正反対、こんなことってあるんだなと思いつつも、
アミの瞳はとってもステキ💓、キラキラ輝いてる✨
なぎさはずっとアミの瞳を見つめてた。
何を話したか、あんまし覚えてない。
アミは、ずっと自分のこと話してた。
今、ハマってるスイーツのこと、
生ドーナツがいいとか、グミがいいとか、オレオチュロスいいとか、
ネットの情報、けっこう追いかけてんだなアミは
あとはびっくり、合気道なんかやってんだ
なぎさの関心ない世界やまったく知らない武道の世界のこと
モリカはそんなアミのことが好きなんだね
なぎさは、あの子の瞳、アミの輝く瞳に魅せられてしまったよ
お家に帰って、使いかけのスケッチブックを出してきた
描くものないかあちこち探していたら、
あった!出てきたLYRAのカラーチョーク!
なんで買ったのかよく覚えてないな
使った形跡のない代物
黒はないんだ、チョークだもんね
まいっか箱を開いて
描いてみたアミのあの瞳を想い出し出し描いてみた
スケッチブックに何枚か、
アミの瞳を描いてみた
これも違うけど、「アミの瞳」
黒板画に使うドイツ製のチョーク、
白いスケッチブックに描いていく
けっこうイケてる、エーヨンって感じだ
濃いめの茶色で描いたけど
シルバートーンに変換してはりつけてみた
しばらく絵描きになってみようかな
こんな取り合わせで描いたりするから
フシギな子だなんて言われちゃうのかも
そう、ソータにもこのこと話してません
絵を習ったことはありません
パソコンでも描きません
AIさんにもお任せしません
でも密かにノートに描いてたことありました
しかもボールペンでね
なぎさのプロフィール写真もそうなの
昔、ノートに描いたイタズラ書きの一部なの
そうそう、ソータとやっと会えそう。
明日、やっとだよ。
けっこうなぎさの積もる話もあるし、
ソータのことも聞きたいしね。
明日は、楽しみ。
モリカとアミの恋人関係のようでもないし、
もちろん、親子のような関係でもないし、
まして、あやしい関係でもありません。
ソータとなぎさの関係、やっぱフシギだよね。