チェンソーマン のベストコマ割り
チェンソーマン 第一部が完結しましたね!
じわじわと人気や口コミで火がついて最終回間際には
何年かぶりに月曜日にジャンプを買った人もいるんじゃないでしょうか?
そこで今回は僕が読んでいて「うわあああああ」って唸った回を紹介します。
それは「第88話スターチェンソー」の回です!
物語も終盤でチェンソーマン VSマキマチームの怒涛のアクションシーンが
続く回です。
88話は全編通して大変面白かったんですが
特に素晴らしかったのが
2P目と6、7P目でした!
2P目は爆弾のようなものが爆発するシーンなのですが
チェンソーマン の下にいるキャラが爆弾を仕掛けて。。。(1P目)
2P目↓ ドーーーーンと1P使って演出しています。
2P目は実質6コマありますが、3つの視点で描かれています。↓の①②③
そして①②③は時間経過はなく同時間で展開されています。
そしてそれを「ボ」という擬音でコマを割る斬新さ
(以前もよくやっていましたね)
この演出によって爆発の一瞬を3視点で描き出す事に成功している素晴らしいページです。
ナルトでもよく3カメで違う視点を描いていましたが
それを上回るカッコ良さでした。
もう一つは6、7P目です。↓
チェンソーマン は空中でボム魔人を八つ裂きにしますが
地上にいた魔人の槍に貫かれるシーンです。
6P1コマ目の「ザ」の擬音の置き方も上手いんですが
一番すごいのは6P3コマ目から7P目1、2コマ目です!
説明は不要ですがコマ運びは↓ですが
読者に対しての視線誘導は↓のようになります。
7P目も一瞬の出来事をうまく演出しているのですが
なにが凄いかって7P1コマ目より先に
2コマ目に読者は目線が行くように作ってあるとこです。
この後の展開も緩急の付け方が抜群に上手い演出が続いて
この回は終わります。
コマ割りで時間を自在に操れる作者ならではの物凄くレベルの高い回でした!
第2部も楽しみですね!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?