2020/8/25 『それが伝わらんか！』

妹はかなりアホだ。時々心配になることがある。
今日は、千葉雄大事件とピアノ事件が起こった。

「千葉雄大事件」
最近、父が幼児語を話すようになってきている。
いただきましゅ。いってきましゅ。ごちしょうしゃまでしゅた。これに妹は気持ち悪がっている。たしかに大の大人、50過ぎのジジイがこれをゆーのは少しキツイ。思春期であるのもあってか、父にとても反抗的である。
反抗的な態度を取り続ける妹に、わたしは冗談の意味も込めて、「この歳で赤ちゃん言葉は逆にかわいいやん」と言った。
妹は、いやキモい。ほんまにやめてほしい。とさらに追い討ちをかけるかのように愚痴を吐き出した。そういう妹に、わたしは「いやかわいいけどなあ（冗談）」と反応していた。
しばらくして一通り話終わった段階で、
わたしは「まあゆーたらおとんと千葉雄大は同じってことやな」てゆーた。
すると、妹は「えぇぇ！！千葉雄大とお父さんて同じ歳なん？？」。
いや、まて。そこちゃうやん。かわいいとゆー話の流れでそうゆーたんわからんか？同じ歳な訳ないやん。
会話のズレを感じる瞬間だった。

「ピアノ事件」
妹は、口を触る癖があるらしい。最近、毎日のように母から怒られている。
「あんた！また触ってる！気をつけなさい！！」
今日も、わたしがテレビを見ていると
母が妹に向かって「あんたまた触ってる！やめなさい！」
わたしは、（あぁ〜また触ってんねやなあ）と思いながら無視。
すると、母は、続けて「あんた歯でピアノ弾いてるんか」とゆーた。
すると妹は笑ったので、（この例えはわかったみたい）

追い討ちをかけるかのように、わたしは
「のりつけたらほんまに鍵盤完成するな」てボケた。
すると、みんな爆笑した。
妹も母も爆笑してる。なかなかいいフレーズゆーたなあおもたら、妹が「え（笑）どゆこと？」。
いや、まて。ほななんで笑ったん。なにがおもろくて笑ったんや。
すると、妹が突然笑い出した。
「あぁ！のりって海苔のことか！水のりとかののりやとおもった！」と。
あかん。こいつはやばいやつや。ピアノの伏線でわかるやん？海苔って。

世間とのズレ、笑いのズレを再確認した瞬間だった。