じゃんけんの勝率を上げる方法について考えてみた!
じゃんけんって勝ちたいですよね?
少なくとも私は勝ちたいです!
なので今回はじゃんけんの勝率をなるべく上げる方法について考察してみたいと思います。
どの手を出すと有利なのか?
まずは、グー・チョキ・パーのどの手を出すと有利なのか考えてみます。
といっても、有名な話としてチョキの手の形が複雑なので出しづらいということは聞いたことあると思います。
これは実際に正しくて、出しづらいチョキに負けるパーを出すと勝率が多少高くなります。
もっと勝率を上げるには
早速ですが私とじゃんけんをしましょう!
「私は今からパーを出します」
じゃんけんで出す手を心に決めたらスクロールしてください。
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私はチョキを出しました
あなたは勝てましたか?
私の予想では、あなたはチョキかパーを出しているはずです。
どうやって出す手を予想したのか?
チョキを出したあなたは
「竹野内は私に深読みさせた上であえてパーを出してくるはずだから、チョキを出せば勝てる!」
と思って出したはずです。
パーを出したあなたは
「竹野内は『パーを出す』と宣言し、私にチョキを出させてグーで勝つつもりだからパーを出せば勝てる!」
と思って出したはずです。
これ実は『レベルK思考』という経済学者リチャード・セーラーが提唱した理論を利用しています。
レベルK思考は、Financial Times紙が行ったコンテストの結果を参考にしています。
そのコンテストの内容というのは参加者は0~100の数字を1つ選び、全参加者の平均の3分の2の値に最も近かった参加者が勝つというものです。
そして、勝ったのは『12』を選んだ人でした。
12というのは、50に3分の2を3回かけた値の14.3に近い値です。
多くの人は0~100の平均の50の2分の3である33を書いたか、33の2分の3である22を書いたと言われています。
このことから人は、ただ純粋に目の前の合理性だけを見て戦略を決めるK=0の思考、又は相手(あるいは自分以外の皆)がK=0で思考していることを読んだ上でそれなら自分はこうした方が得策だと決めるK=1の思考をする人が多いと言えます。
じゃんけんの例で言うと、チョキを出した人がK=0の思考、パーを出した人がK=1の思考をしていたというわけです。
では、自分がパーを出したい場合はどうするかというと
「私は今からグーを出します」
と宣言するといいというわけです。
おまけ
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