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読書感想文1 東大読書

「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 
東大読書 著者 西岡 壱誠


140字要約 感想文

本は受け身で読むものという固定観念を捨ててくれる本。小学校国語の授業で、装丁読み、仮説読み、整理読みが使えそう。記者となって、相槌を打ちながら本と議論する というところが最も印象に残った。予想する、疑問を持つ、立ち止まって要約する、骨を考える、質問を考える。こういった態度が必要。



地頭は本の読み方を変えるだけで鍛えられる!?
考える力を鍛える読書方法とは

「本と徹底的に議論する」こと
→どうしてこうなるんだろう?これは本当なのだろか?のように

受け身で読むのではなく、能動的に読む
なんで?本当?どう反論するのだろ?と

○読む前の一工夫が効果を何倍にもする

読む前にタイトルを読んでいるか
本のカバーや帯の言葉をきちんと読んでいたか


東大生の多くは先にヒントを探す
問題文を先に見たり、タイトルやリード文を先に読んで「文章の外のヒント」を吸収する

その本にどのようなことが書かれてあるか仮説を立てて読んでいく

装丁読み

①タイトルから、どういう情報が引き出せそうかを考えてみる
②引き出した情報を付箋に1枚ずつ書いてみる
③帯の両面を読み、得られる情報を付箋に1枚ずつ書いてみる ○○についてわかる等
④筆者のプロフィール、バックグラウンドから得られる情報を付箋に1枚ずつ書いてみる

その付箋を読み進める中で頻繁に確認する

カバーや帯から情報を引き出すコツ!
①分ける
言葉を分ける 新観光立国論なら 新 観光 立国 論
→新ってことは前にも観光立国論があった?
観光によって成り立っている国の論評かな?
観光業の可能性について述べた本なのかな?

②つなげる
言葉同士を繋げる
AI vs.教科書が読めない子どもたち
AIと教科書が読めない子どもたちを繋げると
→AIは教科書が読めるのに、子どもたちは読めないのかな?

③深読みする
調べたりして深掘りする


仮説づくりの方法
①なぜ自分はその本を読むのかという目標を付箋に書く
②目次を見ながら書いた目標をその本を使ってどのように実現するのかという道筋を考え、目標の下にまとめる
③自分が現在どの立場にいるのかという現状を考え、道筋の下にまとめる

東大読書 から引用


これにより、本全体の流れが理解することができる。



読者ではなく、記者になれ

相槌を打ちながら、質問を考えながら、時にはメモを取りながら。

ツッコミ読み!

姿勢を正すと凡ミスを減らしたり、集中できたりする。

質問読み

情報を知識にするために質問読みをする

重要な視点を考える3つの視点
①筆者が最初に提示しているもの
②質問への回答が複数ありそうな質問
③議論が分かれそうなものに対する質問


追求読み

自分で考える力をつけるためには疑問をもつ


整理読み

短くまとめられる=理解している
一言で言い表すことができるかどうか

整理するとは魚でいう骨と身を分離させるということ。

要約推測のやり方 訓練


一章分を読んでその中から要約的な一文を探す

その一文を踏まえて、ノートに30字以内で一章のまとめを書く

要約的な一文の内容を咀嚼した上で、それを 30字以内に書き直してみましょう。

まとめを踏まえて、章全体のまとめを140字以内で作ってみる

推測のコツ

①抽象的なことを言った後に例を示していくパターン
②一度提示したものを比較できる対照的なものを持ってきて比較するパターン
③今まで紹介していなかった新しい考え方を読者に提示してその後の文の流れを導くパターン
④問題や事例を提示した後で、「これらは共通して、こういう問題があるんです」と一般化抽象化して説明するパターン


読まず嫌いチェック表

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