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"常識を疑え"後編〜探求学舎を初体験

以前から気になっていた三鷹にある探求学舎

小2の息子くんに、何か楽しい学びの体験になればいいなと思い、思い切って冬休み2日間の講座、探求スペシャル「宇宙編」を受講してみることにしました。

こちらは探求学舎のHPより。

"受験も勉強も教えない教室"


探究学舎は勉強のやり方や
問題の解き方を教えるような、
いわゆる学習塾ではありません。
成績アップも合格も目指していません。

その代わり、子どもたちが
「好きなこと」「やりたいこと」を
見つけることができるように、
「もっと知りたい!」「やってみたい!」
という興味の種をまき、ひとりひとりの探究心に火をつける、
そんな興味開発型の学び舎です。


内容としては、宇宙・生命・元素・医療・数学・経済・歴史・芸術・IT、様々な分野について、オリジナルな講座の体験を売りにしています。

これまでも、息子が興味がありそうな宇宙や実験教室など単発の講座を他で受けたことはあるのですが、この探求学舎の講座は10時半〜16時半x2日間という長時間なので大丈夫かな?と少し心配でしたが、まあエキサイティングで熱量に溢れた授業でした。


(オンライン通塾など他のコースも幾つかあります。)


その日は5年生くらいまでの小学生20人くらいの教室で、1テーブル5人の生徒に1人サポートの先生もついていました。

メイン講師の方のテンションが高い!

子どもの興味を引く話し方や、大好きなポイント、ゲーム的な要素を織り交ぜながら、長時間子どもたちを飽きさせない授業は凄いなあと思って見ていました。

そう、コロナ禍で習い事なども保護者が見学出来ないことも増えているのですが、これは見れて良かった!

大人が聞いても面白く、もっと知りたい!と思える内容でした。

宇宙が好きな子は勿論、あまり知らない子でも興味を持てるような内容ですが、やはり宇宙好きで知識のある子はどんどん手を上げてはい!はい!それ知ってる!喋りたい!みたいな熱い授業でした。

息子は性格的にも人前でガンガン発言するタイプでは無いのですが、周りの空気のお陰で後半になるとはい!はい!と頑張って手をあげて発言していました。

(こういう我が子の姿を見るの、母ちゃんはハラハラドキドキなんですよね〜💦)

ちょっと良かったかなと思ったのは、授業中に誰かが質問したりすると、クエストといってそれをみんな調べてみて〜と講師に言われるので、自分から進んで休み時間に一生懸命調べていました。

(ビミョーに漢字読めなかったりで、私が要約したりとかはするんですけど😅)

宇宙編は、まだ文明の発達していない昔の科学者、天文学者たちがどうやって宇宙の謎を解き明かしていったのか、という流れに基づいて進められます。

地動説ではなく、天動説が信じられていた時代、偉大な科学者はやはり

常識を疑ったのです。


みんなが太陽系の天体は地球を中心に回っていると2000年間信じて疑わなかったことに疑問を持ち、自分なりの予想を持ち、検証を重ねていく。

もちろんそんな科学者ばりのスケールの気付きをすることは昔もこの先も無いだろうけど、身近におけるちょっとした疑問。

そこをスルーするのか、ちょっとした疑問として考えていくのか、それだけでも違ってくるんではないかなと思います。

土の時代の価値観から風の時代の価値観へ大きく変わり行く2021年、これはあらゆることに通じる、まさに大切にしたい視点なのだと思います。

そして勉強には、いわゆる受験塾や合格するための勉強といったものも大切だと思いますが、学ぶ本質、知ること学ぶことの楽しさを体験できる、こういった新しい形の塾みたいなものがこれからは流行っていくのかなという気がします。

みんなが自分の興味関心を深めて行って良い時代。

自分の得意なこと、強みは何かな、夢中で楽しめる事は何かな。

大人が出来ることはその種まきと、芽が出ることを気長に待つ、それだけなのかもしれません。

↑これは最後盛り上がっていたゲーム。
(探求学舎は写真をSNS等で公開して良いというポリシーだそうです。そこも風の時代っぽい。)

余談。
後半になると床に座ったり寝っ転がったりして自由〜〜な感じになっている子もたくさんいたのですが、ふと見渡すと4人だけいた女子は全員ずっっとひたすらノートをとっていた!

自由〜〜に伸びているのは全員男子でした、、、😂

凄いなああ、女子って。

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