①『運命の人』/スピッツ #歌詞について
全然詳しいわけではないのですが、私はスピッツの曲が好きです。
中でも『運命の人』という曲の歌詞がとても好きなので、歌詞の意味を考えながらnoteに残しておこうと思います。
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○Aメロ
この曲は、
バスの揺れ方で人生の意味が解った日曜日
でもさ君は運命の人だから強く手を握るよ
というフレーズで始まります。
なんだかキャッチーで、不思議な世界観に引き込まれます。
このフレーズはどういうシチュエーションを表しているのかわかりませんが、
「バスの規則的で小刻みな揺れと、人生の単調さが重なって感じられる。しかし、隣にいる君は自分の運命の人(彼女)。強く手を握り、単調な人生の中にも、幸せな日常があることを実感する」
という感じなのかなぁ、と勝手に解釈してみます。
日曜日のバスは、平日のバスとは違ってのんびりした空気が流れているように思われるので
そんな日常が、これからの人生も続いていくんだろうなあ、とこの歌の主人公は感じたんじゃないかなぁ、と思います。平凡な人生の中で見つけた素敵な彼女を大事にしよう、という気持ちが表れているように感じます。
その後、
ここにいるのは優しいだけじゃなく偉大な獣
と、続きます。
前の歌詞で、主人公は彼女の手を強く握っていたことから、彼女を大切にするだけではなく、守ってあげようとする気持ちもあるのではないかと思います。
彼女を守るためなら、優しい僕にも獣のような僕にもなれる!というところかと思います。
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○Bメロ
次は、
愛はコンビニでも買えるけれどもう少し探そうよ
変な下着に夢がはじけてたたき合って笑うよ
という歌詞。
難解です。最初の歌詞は、コンビニで買えるくらいの愛よりも、一生懸命探し抜いて見つけた愛の方がいいよ!ってことなのでしょうが、コンビニで買える愛とはどういうものなのでしょう。
どこにでもあるような、ありふれていてお手軽な恋愛を例えて、コンビニで買えるという言葉を使っているんでしょうか。
また、次のフレーズは楽しげです。変わった下着を見て、2人して笑いながらじゃれあっている姿が浮かびます。
そしてこの後
余計なことはしすぎるほどいいよ 扉開けたら
という言葉が来ます。
この歌詞が私はこの曲で一番好きです!
現代はいろいろなことが便利になって、私生活でも仕事でも、無駄をなくした効率のよいものが好まれる傾向にあると思います。私は無駄なことをしている時間が好きだったりするので、時々ついていけないなーと思うことがあります。
この歌詞は、一見無駄と思える、散歩だったり人へのおせっかいだったり友達との他愛もない会話だったりを、全部包み込んで肯定してくれるような感じがして、優しい気持ちになれます。
そんなわけで私はこの歌詞が好きです。
で扉を開けると
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○サビ
走る 遥か この地球(ほし)の果てまで
悪あがきでも呼吸しながら君を乗せていく
空を飛んでいくような、車でどこまでも走っていくような疾走感があります。
運命の人である彼女とどこまでも行けそうな、そんな感じです。
アイニージュー あえて無料(ただ)のユートピアも
汚れた靴で通り過ぎるのさ 自力で見つけよう
神様
無料のユートピア=お手軽なもの
汚れた靴=頑張ることの例え
と考えると、前半のコンビニの歌詞同様に、簡単に手に入るものに飛びつくのではなく、地道に努力を重ねて、本当の幸せにたどり着こう!というメッセージと取れそうです。
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そんな感じで1番は終わり、2番へと続きます、、。
この歌は、人生を彩ってくれる大切な人に出会えたことで、本当の幸せを目指して頑張っていくことができるんだ、というような歌詞だと思います。
また人生という大きなテーマを扱っていながらも、曲調は軽やかなところがまた素敵です。
スピッツ的人生をおくれるよう、私もコツコツ頑張っていこう、と思いました。笑
長くなったのでこの辺で。
最後まで読んでくださってありがとうございました〜