コーヒーカップと望まぬ未来

7月に入って自粛の流れも緩和を見せています。

予防の一環として呼びかけられていたソーシャルディスタンス。個々の意識は継続しつつも、具体的規制は一段階引き下げられたように思えます。

自分がよく利用するコーヒーショップも、自粛中はテーブル席を減らして距離を空けた形態で営業を再開。カウンター席も一人分空けての利用を定めていました。座れないように貼り紙をして。

規制緩和された7月は全席利用可能になりましたが、席を空けてのご利用を「お願い」する貼り紙が新たに登場。飲食店はまだまだ気を引き締める時期が続きそうです。

徐々に元の営業に戻りつつある店内。

これで客の回転率が上がり、売り上げの回復につながってほしいな……というのが、いち利用者としての願いです。

今日も窓際のカウンター席に座る。コーヒーに砂糖とミルクを入れて、スプーンでくるくるとかき混ぜながら思う。

この店でコーヒーを飲めなくなる日々が戻ってくるかもしれない。

ニュースを視聴する限り、どうも情勢はきな臭い流れに乗っている模様。都心では感染者の増加が連日報道され、危うい状況を見せています。

【NHKニュース速報 12:39】
東京都内で新たに１００人以上感染確認

— 特務機関NERV (@UN_NERV) July 2, 2020

流行　→　自粛　→　鎮静　→　緩和　→　増加　→　流行……2週目を味わうなんてクリアしたゲームだけで充分。また自由に出歩けない世の中になるかも、物資不足が起きるかもしれないなんて……望まぬ未来です。

そんなわけで帰宅後の手洗いうがいは継続しましょうね。あと駆け込み需要で困らないためにも、日ごろの備えを大切に。