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ういろうを売り続けると、実感できるほど達者になる

朝のルーティンとして始めた外郎売(ういろううり)の朗読。いまでも続けています。※ういろうの画像がなかったので、みたらし団子です。

活舌をよくする目的で続けているのですが、顕著に効果が表れています。自分でも分かるくらい、舌の回り方が滑らかになっている。

特に実感できるのはこのくだり。

「今日のなま鱈(だら)奈良なま学鰹(まながつお)、ちょと四、五貫目、お茶立(だ)ちょ、茶立(だ)ちょ、ちゃっと立(た)ちょ茶立(だ)ちょ、青竹茶筅(あおだけちゃせん)でお茶ちゃっと立ちゃ」

めちゃめちゃ発声しにくい部分ですが一週間も言い続けていると、つまずくポイントが減ってくるのが実感できます。


朗読は一日一回だけ。何時間も練習しているわけじゃありません。

早くスラスラではなく、ゆっくりと一音一音はっきりと声に出すことを意識して読みます。これだけでだんだん言えるようになってくる。自然と声もしっかり出せるようになるのでコミュニケーションのベースも強化。

以前にもやっていた経験があるからではなく、外郎売自体がよく出来た文章なのでしょう。だからこそ今でもアナウンサーや役者の発声練習として重宝されているのですね。

もしも活舌や発声をよくしたいと考えているなら、ぜひ外郎売にチャレンジしてみてください。努力が身になる達成感を味わえると思いますよ。

頂戴したサポートは今後の創作活動の資金として使用させていただきます。 より楽しんでいただける文章や作品作りを目指しますので、どうぞこれからもよろしくお願い致します。