知らないと損する!学生と社会人の勉強の違い
ご安全に!お久しぶりです。現役機械設計者の竹の子です。
前回の投稿からだいぶ期間が空いてしまいました。
新型コロナの影響と、娘が生まれたことで、仕事に育児にと奔走しておりました。
今回の記事は学生と社会人の勉強についての違いや、世の中の社会人の勉強時間についての内容となります。
・日々まったく勉強をしていない方
・学生時代の延長線上で勉強をしている社会人の方
・日々勉強を心掛けているが、なんだか行き詰っていると感じる方
これらに当てはまる方は、この記事を読まないと損をすることになるかもしれません。
是非最後まで記事を読んで、これから先の人生で損をしないように価値観をアップデートしていきましょう。
社会人の勉強時間
この記事を読んでいるのが社会人の方だと仮定して、あなたにお聞きします。
Q.日本の社会人は1日、平均何時間勉強をしていると思いますか?
前の「日本の製造業は終わりかけている」の記事でも書きましたが、日本全体の社会人の労働能力は世界1位です。
とても頭の良く、知識のある人間が多くいらっしゃいます。
1日1時間?いやいや。3時間?いやいや。5時間!?いやいや。
1日平均6分間が正解です。
6分!?短過ぎない!?と思われるでしょうか。
このデータは、総務省が全国の10歳以上をターゲットに総数20万人を調査した結果になります。
学生時代、1日2時間も3時間も机にかじりつき勉強したのに、社会人になるとほとんどの人が勉強をしなくなってしまいます。
それらの理由は単純に学生時代よりも、使える時間が少なくなった事や、仕事の疲労から帰ったら少しでも休みたいという事から、勉強をする時間が取れないだと思います。
この社会人平均勉強時間が6分だという事実は、よく言われていることなので知っている方も多いと思います。
しかし、この「平均6分」というデータは、間違って伝えられている場合が殆どです。
この「平均6分」というデータの内訳は、93%もの全く勉強をしていない人達が大幅に数値を引き下げています。
93%もの大多数の方が、「日々の勉強時間は0分」だと回答しています。
残りの7%の日々勉強を少しでもしている人達の平均勉強時間を見てみると、136分間になります。(行動者平均)
勉強をしている方はしっかりと勉強時間を確保して、日々勉強をしています。
ここまでをまとめると、
社会人の93%は勉強をまったくしていない事。
7%の勉強している人は、毎日2時間勉強をしていることが分かります。
ここまでの事実を知って、あなたはどう感じましたか?
自分が勉強していないことに安心感を感じましたか?それとも危機感を感じましたか?
私はこれはチャンスだと感じました。
勉強さえすれば、上位7%に食い込めるチャンスです。
学生時代には学生全体の約7割の人が毎日家で勉強をしています。
それだけ周りが勉強をしている中で、上位に食い込むのは相当な努力が必要です。
しかし、社会人になった今、(言い方は悪いですが)勝手に周りが勉強を止めてくれています。
そんな中で上位に食い込むことは難しくありません。
勉強さえすれば、上位7%に自分が入ることが出来ます。
学生と社会人の勉強の違い
前項で勉強をすれば、上位7%に食い込めるとお伝えしましたが、学生の時のように、ただただ勉強を無意識にするだけではいけません。
しっかりと学生の勉強と社会人の勉強の違いを意識して勉強をすることが何より大切です。
その勉強の違いとは、
学生の勉強はインプットの為の勉強
社会人の勉強はアウトプットの為の勉強
勉強の目的がまったく違います。
学生の勉強は、教科書や参考書などの知識を記憶、理解(インプット)することが目的です。
しかし、社会人の勉強は必ず、目に見える成果(アウトプット)を求められます。
「学生でもテストや試験なんかで成果を求められるけど?」
と思われるかもしれませんが、テストや試験は記憶や理解がされているかの確認作業でしかありません。
自分自身がどこが理解出来ていて、どこが理解できていないのかを見える形で確認しているだけなので、成果とは言えません。
学生の時に成果を求められることなど、ほぼ無いと言っていいでしょう。
この勉強の目的の違いによって、勉強のやり方や内容が大きく変わってきます。
社会人の勉強法
では、社会人の勉強のやり方を解説します。
社会人の勉強では、繰り返し作業は厳禁です。
学生の時に行っていた繰り返し似たような問題を解くことや、何度も同じ文章を読むなどの作業はやめましょう。
これは、記憶することには効果はありますが、成果には繋がりません。
「繰り返さないと覚えられないよ」
と思っている方。安心してください。
あなたの代わりに本やインターネットが覚えてくれます。
本なら付箋でも張っておけば、すぐ見返せます。
インターネットなら、ブラウザのお気に入りにでも入れておけば、すぐ情報にアクセスできます。
学生時代ではカンニングは駄目ですが、社会人はカンニング大いにOKです。
「たしか、あの本にこの情報載ってたよーな気がする」という曖昧に記憶さえしておけば問題ありません。
勉強を成果に繋げる為には、「思考」に時間をかけることが必須です。
新たに得た知識や経験から、それがどんなことに応用が利くか考えることが最も大切です。
あなたの会社や生活のほんの小さなところでも良いので、活用、応用事例を具体的に考えることに時間をかけて下さい。
最初は初めてやる勉強方法に戸惑うと思いますが、マインドマップに自分が考えた「思考」をまとめながら考えるのがお勧めです。
こんな感じにXMindにマインドマップをまとめると、頭がごちゃごちゃにならずにまとめることが出来ます。
これから始めるオススメ勉強分野
これから勉強を始める方や、何を勉強すればいいかわからない方に、私がお勧めする勉強の分野をご紹介します。
技術関連
・プログラミング技術
汎用性が高く、近年注目されているPythonがおすすめ。基本から勉強したいなら、難易度は高いがC言語もあり
・AI技術
どんどんと既存ソフトウェアにAIが搭載されつつあるので、今後必須知識
・XR技術
AR/VR/MRは生活から製造業まで活用の幅が広い技術
・3Dプリンター技術
製造業のコストダウンから趣味まで活用の幅が広い技術
・自動運転技術
自動車産業の今後を担う技術
ビジネス関連・マーケティング
既存の営業からネットでの販促の知識は、今後の個人の時代では必須知識
・Webライティング
SEO/デバイス表示の知識はこのネット社会では必須知識
・コピー&セールスライティング
今後は個人でモノ・コトを売る時代になるので必須知識
オススメしたい勉強分野はまだまだあるのですが、上に挙げた技術や知識は現状最低限でも知っておかないといけないものになっています。