合気道だと思って習いに行ったら、実は違った!?
合気道はスポーツでもなく、テレビでも余り見る機会がいため、殆どの人は、合気道のことが余りよく分かっていません。
そのために、合気道に興味を持って、習いに行ったのだけど、「実は合気道ではなかった」ということが、結構あるのです。
また数年やっていても、そのことに余り気づいていなかったりもします。
「まさかそんなことないだろう」
と思うでしょうが、たとえば「合気武道」と書かれていたら、「合気道だろう」と思うのではないでしょうか?
しかし、「大東流合気柔術」という、合気道の元にもなった武道がありますが、主にはその系列の武道で、合気道ではありません。
殆どの人は、「合気道」という言葉しか聞いたことがないため、まさか似たようなものがあるとは思わず、「合気に道」と名前がついているから、合気道であるような気がしてしまうのです。
そのためもし近所にある道場や、大学のサークル、カルチャーセンターなどで、「合気武道」と書かれていたら、合気道だと思って習いに行くでしょう。
また中には、○○合気道のように、堂々と合気道の名前がついているものもあります。
確かに名前がついていれば、それも合気道と言えるかもしれませんが、合気道の創始者は、植芝盛平であり、それ以前に合気道という名前はありませんでした。
その後、合気道が広まるにつれ、植芝盛平の系列とは全く関係のない所から、○○合気道のように、合気道と名前が付いたものが出て来ています。
韓国の武道で、パプキドーと呼ばれるものがありますが、これも漢字表記は合気道です。
他のものがダメということではありませんが、合気道に似ているものもあるので、合気道に興味を持ち、習おうかどうか考えている人は、事前にその辺りを調べてみるといいです。
植芝盛平が教えた合気道は、和の道を説き、円の動きも特徴で、創始者が誰かを調べると、簡単に見分けることが出来ます。
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