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2020 2.09 奈良 / 尾仲浩二の写真展見て来た。

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今日は久しぶりに奈良に。

コロナウィルスの影響で中国人観光客がいないせいか、今日の奈良は久しぶりに奈良らしい奈良を満喫できた。

中国人観光客がうやうやいるとかなり奈良公園がガヤガヤするのだけども、今日の奈良公園はとても穏やかで静かだった。

本来奈良というところは地味で静かなところなのだ。

さて、今日は奈良市写真美術館にやってきた。

ずっと以前から気になってた写真家の尾仲浩二の写真展を見にきた。

率直な感想だけど、とてもよかった。

あのオーソドックスな旅写真。

地方都市の何の変哲もない風景が、じんわりと染みて伝わってくる。

ああいう写真って誰でも撮れそうだけども、誰でも撮れないのだな。

あまりにも普通の風景というか。

かえってあのシンプルな写真を淡々ととり続けるのって逆に難しい。

例えていうのならビートルズの曲みたいな写真。

誰でも演奏できそうだけども、シンプルすぎて逆に難しいっていうぞれに近い。

自分的に気になったのは一貫した広角レンズの画角でとられて地方都市の風景がとても気になった。

自分も過去に同じような事を試みたが、なかなかうまくいかなかった。

みょうに構図を整えようとしてしまって作った感じの構図になってしまったけども。

ズームレンズで切り撮るような撮り方でなく広角レンズ一発で撮り切る感じですな。

今回の尾仲浩二の写真展を見てとても参考になった。

自分も見習って単焦点の広角レンズ一発で風景を撮ってみようかと思ったしだいです。

どうしてもあの淡々としてリズムが気になったのだなぁ。

モノクロ写真とカラー写真が展示されてたのだけども、個人的にはカラーの写真が良かった。

黄色い写真です。

コダックの印画紙の色かな?

コダックのカラーの印画紙の箱の色を思い起こさせる黄色い写真。

スティーブン・ショアとかエグルストンの写真にも影響うけてるところあるのだろうか。

久しぶりに良い写真を見れた。

何年も前から気になってった写真家のプリントを見れたのは大きな収穫だった。


今日は久しぶりにパナソニックのマイクロフォーサーズにホルガレンズの組み合わせで撮影。

中望遠くらいの画角になるので目の前に広がる風景を撮るにはあまり適さないけども、光と影を拾うようにパシャパシャ撮った。

先日の東京での撮影からホルガレンズに久しぶりに漬かってる。

次回の撮影はマイクロフォーサーズと14ミリの広角レンズの組み合わせで風景写真を撮って行こうかと思ってる。

構図を整えすぎないように注意したい。




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