2019 11.09 鶴橋から生玉神社 automonochrome
今日は久しぶりに鶴橋で下車。
テクテク歩いて鶴橋から生玉神社、難波、道頓堀、心斎橋、四つ橋筋を歩いて北新地まで撮り歩く。
鶴橋で下車するの何年ぶりだろうか。
数年前とそんなに変わってなかった。
相変わらず泥臭い場所だった。
じっくり鶴橋界隈を歩いてもよかったのだけど、何年も前に鶴橋で撮影していた時に5人位の警察官に取り囲まれて職務質問されたことがあったので、それから鶴橋をじっくり歩くの億劫になってしまった。
あまり、長時間ウロウロすると怪しいので、サッと通り過ぎるくらいのほうがちょうどいいかもしれない。
今日は天気もよく、モノクロで光と影のコントラストを意識して撮影したかった。
で、最近のモノクロの定番のカメラのオリンパスペンのラフモノクロームで淡々と撮影した。
ラフにパッと見てパッとシャッターを切った。
何も考えない。
ただ見て撮る。
天気の良い日に街の撮影をしてると、改めてモノクロ写真は光と影だなぁって思う次第です。
時々光と影のコントラストに飽き飽きすることもある。
でも、ピーカンの晴れた日は街のディティルが浮き上がって見えるのでテンションが上ってくる。
太陽光に照らされたコンクリート、アスファルト、金属などが生々しく目の前に現れる。
それに反応できればあとはひたすらシャッターを切るのみ。
街の写真は数枚の写真では表せないし自分の場合はたくさん撮って、たくさんの写真で見せたいって思うし、それが自分にとって一番リアリティを感じる見せ方。
撮影中はたくさん歩くし、たくさんの人やモノ、風景、光景とすれ違うし、数枚の写真で見せるなんて到底自分には無理なこと。
きれいにおさまった街の写真を見せられてもしっくりこないし、ごちゃごちゃ落ち着きのない写真群で見せられる方が一番しっくりくる。
生玉神社の近くにアートギャラリーがあった。
自分はここで個展を3度やった。
そのギャラリーはもうなくなっていた。
最後に個展をしてから顔を出してないような。
知らないうちにギャラリーがなくなってたので少し驚いた。
いいギャラリーだったし、ギャラリーのオーナーもとてもいい人だった。
今、どうしてるんだろうか。
自分は写真を撮ってるけど、今まで写真ギャラリーみたいな場所で展示したことがない。
今年の夏に展示したギャラリーもアートギャラリーだったし。
自分の展示は写真でもあるけど、ミクストメディア的な部分もあるので写真ギャラリーよりもアートギャラリーでの展示のほうがしっくりくる。
また来年の夏くらいに個展をするかもしれない。
前回と同じ神戸のギャラリーで。
次の作品の構想もあるので、そろそろあいた時間に試し撮りもはじめたい。
また複写の作品だけど。
そうそう、撮影中によく頭の中で鳴ってる音楽ってあって、トム・ウェイツのこの曲はよく頭の中で鳴ってますね。
大好きな曲で自分の歩くテンポとよく合う。