INTERSPORT CUP DAY1 BRAZIL
こんにちは!
初めて見た方にざっくり自己紹介するとスウェーデンに留学中でおりひめジャパンの応援をしに飛行機とバスで4時間かけて見に来ています大阪教育大学3年の竹村大地といいます。ヨーロッパに来て初めて話した日本人は櫛田コーチでした(笑)
本日行われた日本代表女子おりひめジャパンの初戦、ブラジル戦の模様をお届けします。
入場シーン
スターティングメンバーの紹介(敬称略)
GK 亀谷 さくら
LW 田邊 由貴
LB 佐々木 春乃 →DF 原 希美
CB 横嶋 彩
RB 角南 唯 →DF 永田 しおり
RW 秋山 なつみ
PV 角南 果帆
先制したのはブラジル。しかし日本も田邊選手のアウトカットインで追いかけます。
その後のDFでは亀谷選手がミドルシュートをファインセーブ。速攻で再び田邊選手が連取。続けてDFを守り切り速攻で角南唯選手が得点。
3連取したかと思いきや、ブラジルも7mスローを2本連続で決めます。日本もポジションチェンジをうまく使いサイドシュートまでもっていくも角南唯選手が痛恨のシュートミス。逆速攻を食らい、3連続失点。
追いかける日本は横嶋選手のポストシュートで得点するも、相手のポストは体格とフィジカルでボールをもぎ取り、シュートをねじ込みます。
日本は速攻で原選手がボールを持って果敢にゴールに向かうもDFによって体勢を崩し、キーパーにキャッチされますが、DFが原選手の腕をひっかけたことにより2分間退場。続く攻撃で秋山選手がサイドシュートをねじ込みます。
ひとり多い状況のDFですが、ブラジルはGKを下げて6人攻撃。ポストを使って7mスローを獲得。日本はここでGKを板野選手に交代しますが決められてしまいます。
続く攻撃を失敗し、速攻でのミドルシュートで失点します。
日本の強みの速攻をリスタートでもうまく活用し、角南唯選手のカットインがブラジル選手の2分間退場を誘います。ここで7mスローをきめたのがキャプテン原選手。前半15分で8-6とします。
得点を決めたい日本はCBを横嶋選手から大山選手に。
ブラジルはGKを下げ6人攻撃を仕掛けますが成功せず、交代したての大山選手が無人のゴールにシュート。続けてパスカットから田邊選手の速攻が決まります。
DFでもブラジルはポスト中心の攻撃に。しかし守護神亀谷選手がポストのフリーシュートをファインセーブ。
8-8と同点となった日本は亀谷選手を下げウルリック監督得意の7人攻撃を仕掛けます。同時に田邊選手→勝連選手、秋山選手→藤田選手、DFを塩田選手・多田選手にメンバーチェンジします。まずは横嶋選手からパスを受けた角南果帆選手のポストシュートを決めます。
ブラジルはミドルシュートで得点、日本は佐々木選手の7mスローで得点、続いてシュートを決まられ、勝連シュートの鮮やかなループシュートで決め返すと、相手は右サイドからのシュートで応戦。11-11と一進一退の攻防が続きます。
次のDFで亀谷選手が顔面セーブでシャットアウト。それに勝連選手がサイドシュートで応えます。
しかし、ブラジルのOF塩田選手が後ろからのプッシングで2分間退場。1分後のDFで永田選手も2分間退場を受けます。7mスローを決められ苦しい日本は角南唯選手のカットインで7mスローを獲得。佐々木選手がきっちりと決めます。
その後2本のシュートを決まられ、佐々木選手がロングシュートを決めると亀谷選手がサイドシュートをシャットアウトし、7人攻撃で角南果帆選手がねじ込み15-15で前半終了。
前半は日本ベンチ裏で観戦していましたが、コートを挟んで向こうから何度か子供たちの”JAPAN”(ヤパン)コールが。ここハーフタイム僕は彼女たちのもとへ向かい”NIPPONチャチャチャ”のコールをしてもらうように子供たちに呼びかけました。後半には日本人の方が何名か来られ、一緒にNIPPONコールができました!後半はまるでホームの雰囲気にできて非常に良かったと思います。そして自分の力でここまで会場を作れたのもすごく達成感がありました。
さて後半はベテラン石立選手をCBで起用。16-17で一時はリードするも、7mスローを含み4連続失点で20-17とされます。差を縮めたい日本は秋山選手のサイドシュートで1点を返し、亀谷選手がロングシュートをセーブ。続く速攻で決めたいところですが原選手がオーバーステップでターンオーバーに。逆速攻で失点します。
続く攻撃では石立選手がカットインシュートを試みますが相手GKに阻まれ、速攻。しかしここは亀谷選手が再びのファインセーブ。これに応えたい日本は横嶋選手、角南果帆選手が連続得点。しかしブラジルも2連続得点で差を縮めさせてくれません。日本は7人攻撃を仕掛けますが失敗しブラジル選手が無人のゴールにボールを投げ込みますが、ラッキーなことに枠外へ。
ここから日本は田邊選手から大山選手へのスカイプレー、藤田選手のサイドシュート、佐々木選手のロングシュートで得点。ついに逆転に成功しますが、ブラジルはステップシュートで応戦。24-24の同点に。
ブラジルはまたポストを使った攻撃で得点を奪う一方日本は攻撃失敗。何とか守りたいところですが相手のLWのシュートに対して藤田選手が足を大きく出してしまいこれが2分間退場に。ブラジルはしっかりと7mスローを決め切ります。
再びDFからのカットでの佐々木選手が速攻を決めますが、ブラジルはポストを絡め7mスローに。なんとしてでも止めたい日本はGKを板野選手に交代。そしてなんと板野選手はこの大事な場面でゴール向かって左下へのシュートを見事スライディングセーブ。会場がNIPPONコールで沸きます!
OFで7mスローを獲得した日本は頼れるキャプテン原選手がしっかりと決め、26-26の同点に。何とか守りたいDFで、相手のシュートを見事ブロック。最後の攻撃残り約1分、7人攻撃で攻めますがパスミスをしてしまい失敗。残り27秒で相手の攻撃に。緊迫した展開で最後はステップシュートを打ってきますが守護神亀谷選手がセーブ。残りで1秒で再度タイムアウトを取りますが後半はここまで。
26-26で60分では決着がつかず、7mスローコンテストへ。先攻は日本。
続きは以下の動画をご覧ください。
最終スコア
BrazilーJapan
26 ー 26(15-15, 11-11,)
(7mtc 3-1)
記憶とメモを頼りにしていますので、間違いなどもあるかと思いまうがご容赦ください。
観戦に来ていた日本人の方と櫛田コーチ、そしておりひめジャパンと。
次のゲームは明日、アルゼンチン戦です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
竹村大地