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鉄仙斎
2021年3月25日 18:52
「憤を発しては食を忘れ、楽しみて以て憂を忘る」≪意訳≫発憤すると食事をするのも忘れるくらい熱中し、興がのってくると心配事も吹き飛んでしまう。≪出典≫『論語』述而篇第2回目は漢文の王道中の王道である『論語』より。いきなり脱線ですが『論語』は孔子の著作ではありません。孔子の死後、弟子たちが集まって亡き師を懐かしみ「先生はあんなことを言っていた」「先生とこんなこんなことをやった」というエピ
2021年5月12日 16:30
「之を知る者は、之を好む者に如かず。 之を好む者は、之を楽しむ者に如かず」≪訳≫ある物事を知っているだけの者は、それを好む者にはかなわない。しかし、それを好む者であっても、楽しむ者にはかなわない。≪出典≫『論語』雍也篇たとえば本を読むにしても、知識を得るための必要に迫られて「勉強」になっているひとはなかなか身に付きませんし、何よりも苦痛を伴うため長続きしません。本を読むことが好きだという