Apple Vision Proが変える2040年未来予想図Ⅰ「Apple Vision AirやSEの登場」
初めまして。
別の記事を読んでいただいた方は、いつもありがとうございます。
ついに日本でも発売された、Apple社の全く新しいデバイス、Apple Vision Pro。
なんてものを作ってくれたんだ!(褒め言葉)
デバイスにできることが他の端末と全く異なります。つまり今まで体験したことのない、想像もつかないことが起こります。
私たちの目の前に画面があるのは、耳の前にイヤホンがあるのと同じように、「目が感知できる映像を限りなく個人的に、限りなく無限大に伝える」ことができるのです。
一目見た瞬間に、「あ、10年後にはガラケーとスマホくらい、持っているのが当然な違う時代くるな」と感じたので、今回はそんなApple Vision Proがもたらす近未来を妄想して、「2040年未来予想図」として連載記事を書きたいと思います。
当然思いついたことをただ書くという感じなので、無料で公開いたしますので、気軽に読んでいただけたら嬉しいです。
Apple Vision Proとは?
今回は初回ということもあり、最初にApple Vision Proについての説明を、本当に簡単にですが書きたいと思います。
Apple純正のスマートVRゴーグル
VRゴーグルというのは聞いたことや見たことがある方もいらっしゃると思います。
左右の目に少しズレた映像を見せることで、私たちが三次元の物体を立体で認識しているように見せる映像技術ですね。
普通VRゴーグルは動画のような特定の映像信号をゴーグルに送り、視聴者が立体的映像を楽しむものになります。
しかしApple Vision Proでは、目の前の景色にiPhoneで使用しているようなアプリが浮かび、簡単なジェスチャーや視線の動きで操作をすることができます。
Macと接続すると画面が浮かび上がり、大画面のスクリーンが目の前にあるように操作可能。
さらには専用のカメラ(iPhone15 Proは対応)を使用した3Dの映像や、Immersive Videoと言って全面180°の動画鑑賞をすることもできます。
ペルソナと言って自分の顔や手の動きを詳細に映し出すアバターのようなものを使用して、相手とその場に居合わせているようなコミュニケーションやアプリ使用体験をできます。
ハリーポッターかと思いました。笑
Appleは魔法学校なのでしょうか。笑
とはいえ高すぎィ!
とはいえ、アメリカで$3,500、日本で¥599,800です。笑
簡単には手を出すことができません。。。
WindowsPCと専用のアプリも必要とはいえ、Facebookで有名なMeta社から出ているVRゴーグル、「Meta Quest」は¥74,800から買えます。
単独操作できるVisionOSが入っていたり、他のApple製品とシームレスに接続できるとはいえ、いかにApple Vision Proが高級品であるかが分かります。
水素自動車のような存在
宝くじで5億円当たっていたら、私は今頃「発売日に買ってみての感想」をしゃべっていることでしょう。笑
Apple Vision Proは他のVRゴーグルと比べてもとても高性能ですし、コンセプトも素晴らしい。
世界に変革をもたらす存在だと確信しています。
ただ車で言うところの、現在の水素自動車のような存在なのかなと思っています。
車は化石燃料を使用するという概念を壊し、新しい未来を想像するために既存の技術とは全く異なる形で作られた製品なのです。
ただ水素自動車は現状「水素を補給するためのインフラ整備が全然進んでおらず、量産も進んでいないため高額な自動車」になっています。
トヨタ自動車自身がMIRAIなどの水素自動車を量産しても、インフラが整っていなければ普及することはできません。
さらには「水素って爆発するんだよね?」という世間の負のイメージも重なり、なかなか普及が進まないのが現状です。
水素爆発は水素と酸素が5%以上の濃度で混合した気体が500℃以上に加熱された際に起きる燃焼反応によって起こります。
ただし福島原発のような爆発は「大量のガスが密閉・充電された状態で着火したら」起きます。
トヨタの水素自動車は、ガスタンクがスペースシャトルの機体に使用されるレベルのガラス繊維や炭素繊維を使用しているため、よほどの事故じゃなければそもそも傷すらつきません。
さらにわずかでもガス漏れが起きた際にはセンサーが作動し、ドライバーに異常を教えます。
そして車体の一番下にガスタンクがあり、万が一漏れて着火したとしても、酸素と混合して充填されないため、アルコールランプのようにボワ…っと弱く燃焼するらしいです。
このように、技術にインフラや使用する人の価値観が追いつかなければ、素晴らしい未来の製品は普及できないのです。
世界がVRゴーグルの魅力に気づかなければ、Apple Vision Proは世界を変えられない
もちろんApple社自身はApple Vision Proがどれだけ素晴らしい製品かを分かっていますし、Vision OSで操作できるたくさんのアプリを開発しています。
ただ水素自動車でいう水素スタンドのように、アプリケーションというインフラの対応がまだ進んでいないように感じます。
とはいえアプリケーションは水素スタンドを整備するよりもずっと簡単に普及できます。App Storeに並べるデータを開発して、ダウンロードできればユーザーに普及できますもんね。
水素スタンドのように「20年はかかるなこれ、、、」という感じではなく、5年後には劇的に普及していると思います。
そして素晴らしいアプリケーションが開発され、Vision OSももっと素晴らしい機能が追加されて便利になった時に、「買ってみようかな、、、」と感じるユーザーも増えることでしょう。
そしてユーザーが増えれば、メーカー側も大量生産の需要→設備投資→生産単価の引き下げ→値下げ→需要増、、、と好循環に入ることでしょう。
2040年未来予想図Ⅰ「Apple Vision AirやSEの登場」
そしてきっと2040年頃には、「スマートフォンやパソコンくらい、スマートVRゴーグルは持っているのが当たり前のもの」になるような気がしています。
エンタメ消費やゲームをするにしても、より体感できるようなコンテンツを楽しめますし、商業利用においてもビジネスマンに革命をもたらすのは自明だからです。
飛行機や電車の中でもサクサク仕事を進めたり、遠く離れた営業所の社員同士で仮想ホワイトボードの前でリモート会議できてしまう。
そして新しいAppleの製品として、VRゴーグルが世間の常識として受け入れられた時に、今の$3,500、¥599,800と比べたら安いモデルがたくさん発売されると思います。
現在のApple Vision Proも円安補正で余計に日本人からしたら高額ですもんね。笑
ただProと名前が付くことと、素晴らしい体験ができることを考慮すると、おそらく2040年でも「Proは$2,500、円高に多少振れても¥350,000」くらいの値段は崩さないのかなと思っています。
ただ「より多くの人にApple Visionという製品を届けて、スマートVRゴーグルの素晴らしさを感じて欲しい!」という気持ちもApple社の気持ちだと思います。
そのため2040年には、少し性能を落とす代わりに手の届きやすいモデル「Apple Vision Air」や、2024年発売のモデルから少しバッテリー性能などが改善したレベルではあるけど、エントリーモデルとして手が届きやすい「Apple Vision SE」のようなモデルが出てきていると確信しています。
完全に個人的な願望ではあるのですが、
Apple Vision Pro:$2,500 (¥350,000)
Apple Vision Air:$2,000 (¥280,000)
Apple Vision SE:$1,500 (¥210,000)
くらいの価格帯で出てきてくれると、、、と思っています。笑
これでも$1=¥140換算なので、さらに円高に触れていたら、SEは20万円を切るかもしれません。
「今60万円する世界を変える最新のデバイスが、世間に普及した2040年に20万円を切るくらいの価格で買える」となったら、欲しい!と感じませんか?僕はめちゃくちゃ欲しいです。笑
こればっかりは、今「60万?いいよ、ホレ」と金を出せる方々や、YouTuberで60万円を超える利益を生み出せるから先行投資する方々に頑張っていただき、世間に普及して値段が下がってくるのを待つしかありません。
ただ、デザイン的にもSFのような近未来がすぐそばまで来ていると感じると、「長生きして変わりゆく世界を楽しもう!」と感じる今日この頃です。w
いかがでしたでしょうか?
完全に個人の妄想をまとめているだけなのですが、Apple Vision Proのようなデバイスによって世界がどう変わっていくか、いろいろ思いついたことを今後もnoteにまとめていきたいと思います。
もし気に入っていただけたなら、スキやオススメ、クリエイターサポートなどで応援していただけると幸いです。
皆様の応援のおかげで、創作のモチベーションを高めて頑張ることができます!
いつも応援ありがとうございます。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
お疲れ様でした。